出版社内容情報
目の前にあったのは、もぬけの殻のオフィスだった。今、多くのビジネスパーソンが、がらんとしたオフィスを前に、次のような疑念を抱いているに違いない。
「誰も出社しないオフィスなんて、必要なのか」
新型コロナウイルスによる働き方の変化で、オフィスの変貌が始まった。テレワークが浸透するなか、複数企業がオフィス撤廃や縮小を相次いで発表。「安全」と「多様な働き方」を両立させるため、多くの企業がレイアウトの変更を検討し始めた。
さよならオフィス──。
テレワークが前提となり、従来型のオフィスが消え去った「働き方ニューノーマル」とは、どんな姿だろうか。最前線で取材を重ねてきた日経の専門誌記者が独自の視点で解き明かす。
(1)今、流行りの「ジョブ型雇用」って何?/(2)ジョブ型雇用は全ての企業が採り入れることができる?/(3)ジョブ型になると個人の働き方はどう変わる?/(4)テレワークの労務管理、みんなどうしてる?/(5)テレワークって多くの会社が取り入れている?これからも続く?/(6)テレワークが浸透したらオフィスって必要ないのでは?/(7)「ワーケーション」って何?/(8)世界のオフィスのトレンドとは?ABSって何?/(9)新型コロナの感染対策が十分に採られたオフィスってどんな姿?(10)これからオフィスの市場ってどうなるの?
働き方とオフィスに関する10の疑問を徹底解明する。
内容説明
オフィスの存在意義が揺らいでいる。働き方が新型コロナで一変し、「オフィス不要論」も飛び出した。ジョブ型って何?在宅勤務の労務管理どうしてる?テレワークって続くの?専門記者が徹底取材。10の疑問に答えながら「働き方ニューノーマル」を解き明かす。さよならオフィス―。あなたはどこで働きますか?
目次
第1章 ルポ オフィス縮小ラッシュそして誰もいなくなった?
第2章 働き方とオフィスに関する10の疑問
第3章 「ジョブ型雇用」の衝撃
第4章 事例 始まったオフィスリノベーション、新しいルールとは
第5章 勃興する「オフィステック」、新しい市場が生まれる
第6章 動き始めた個人、不足する「第3の拠点」
第7章 論考 テレワーク時代にオフィスが持つ価値とは何か
著者等紹介
島津翔[シマズショウ]
1981年新潟県生まれ。東京大学大学院工学系研究科にて建築家・内藤廣に師事。同修了後、日経BP入社。日経アーキテクチュアなどを経て2014年12月から日経ビジネス記者。自動車などの製造業を担当。「日経ビジネス電子版」の開発にも携わる。2020年4月から日経クロステック副編集長。テクノロジー領域を横断する企画を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハッシー
ま
Yuichi Tomita
Yuichi Tomita
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