ワークライフバランス―実証と政策提言

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ワークライフバランス―実証と政策提言

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532133788
  • NDC分類 366
  • Cコード C3033

内容説明

少子化問題はお金だけで解決しない!働き過ぎ、男女不平等、少子化…日本で依然際立つワークライフアンバランスの真因を最新の手法で鮮やかに分析、実効性のある改革案を提言する。

目次

第1章 本書の目的とその社会的背景
第2章 少子化の決定要因と対策について―夫の役割、職場の役割、政府の役割、社会の役割
第3章 女性の労働力参加率と出生率の真の関係について―OECD諸国の分析
第4章 夫婦関係満足度とワークライフバランス
第5章 男女の賃金格差解消への道筋―実証的根拠と理論的根拠
第6章 過剰就業(オーバー・エンプロイメント)―非自発的な働きすぎの構造、要因と対策
第7章 政策提言―日本再生への理念と道筋

著者等紹介

山口一男[ヤマグチカズオ]
RIETI(経済産業研究所)客員研究員/シカゴ大学ハンナ・ホルボーン・グレイ記念特別社会学教授。1971年東京大学理学部卒業後、総理府勤務(1971‐1978年)、シカゴ大学社会学博士号取得(1981年)、コロンビア大学公共衛生大学院助教授(1983‐1985年)、カリフォルニア大学ロサンジェルス校社会学部助教授及び准教授(1985‐1991年)を経て1991年よりシカゴ大学教授。2003年よりRIETI客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うにもろこし

1
ワークライフバランスや男女共同参画などについて徹底的に統計学による検証を加えた本。気合で数式を超えれば非常に面白い本。何が女性の社会参画を妨げているのか、何が合計特殊出生率を押し下げているのかを回帰分析によって明らかにしていく非常に面白い本。ほかにも諸外国の政策のレビューなどもあり便利。通説通りの結論のときもあれば意外な結論がでるときもあり、読んでいて飽きない(数式にアレルギーがなければの話ではあるが)。

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