日経文庫
競争戦略

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  • サイズ B40判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532113193
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C1234

内容説明

競争戦略は、企業を取り巻くパワー関係という視点から読み解く必要があります。パワー関係の決定要因としては、参入障壁や、製品の差別化、スイッチング・コスト、ネットワーク外部性といったものがあります。競争戦略をどう分析すればよいかや、現状のパワー関係をどう変革していけばよいのかがわかります。

目次

第1章 競争戦略の基本ロジック(有効な経営戦略とは;経営戦略と付加価値;利益式の構成要素と方策;収益性を決める基本ロジック)
第2章 パワー関係の主な決定要因(参入障壁;製品差別化、スイッチング・コスト、ネットワーク外部性)
第3章 競争戦略の分析枠組み(業界の構造分析;バリュー・ネット;経営資源を重視する経営戦略論;統合的な分析枠組み:6プレーヤーズ・モデル)
第4章 パワー関係の変革に向けた競争戦略(競争戦略の基本的な方策;他のプレーヤーを利用した新たな関係の構築;競合企業との協調関係の構築)

著者等紹介

加藤俊彦[カトウトシヒコ]
一橋大学大学院商学研究科教授。1967年愛知県名古屋市生まれ。90年一橋大学商学部卒業、97年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得。その後、東京都立大学経済学部専任講師、同助教授、一橋大学大学院商学研究科准教授を経て2011年より現職。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書家さん2da#6186

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分かりやすく、経営戦略の本質を突いた良著。パワー関係を軸としつつ有名な理論を深いレベルに落とし込んで説明。感動しました。2017/11/03

山口 健俊

0
競争戦略の中でも、パワー関係に着目した本。 非常にスタンダードの事を言っていますが、かゆいところに手が届くというか、それを見落としていた的なことにも気がつかされる本。 比較的短時間で読めるし、簡単で平易な文章で書かれているので、読んで損は無いと思いますし、読みやすい本です。 むしろ、たまに見返して、戦略に抜けている視点が無いか確認したいぐらいの本です。 加藤先生の授業も面白かったですが、この本も面白かったです。ちゃんと読んでいれば、試験の成績はもう少し良かったかも。2017/09/08

ナイトは許されナイト

0
★★★2016/05/15

川原 健太郎

0
15-61/22015/10/02

Haruki Nagasaki

0
企業間のパワー関係に注目して、経営戦略を考えている点は非常に面白かった。特に、補完財との関係については、改めて関心を持つきっかけになった。2015/05/21

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