内容説明
ビジネスパーソンに必須の法律知識や考え方を、クイズを解きながら身につけることができる入門書。全部で48問。ビジネスでよくある事例や、ニュースで話題になった案件、一般の人にとっては意外な判例など、実際にあったことに基づいて、ビジネスの基本である商取引から、人事・労務、コンプライアンス、会社法、知財、海外取引と、企業法務の主要テーマを取り上げた
目次
1 商取引はあらゆるビジネスの基本
2 人事・労務がホットなテーマに
3 コンプライアンス軽視は命取り
4 企業経営を法律から理解する
5 知的財産を戦略的に活用
6 海外展開はチャンスとリスクがいっぱい
著者等紹介
淵邊善彦[フチベヨシヒコ]
1964年広島県生まれ。1987年東京大学法学部卒業。1989年弁護士登録。西村眞田法律事務所(現・西村あさひ法律事務所)勤務。ロンドン大学LLM.卒業。2000年より現職。2008年中央大学ビジネススクール客員講師(2013年より同客員教授)。現在、TMI総合法律事務所パートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kiki
6
ビジネスで必要となる法律をクイズ形式で学べる。商取引に関する債権法、人事労務、コンプライアンス関係、企業経営、知財関係などカバー範囲が幅広く、実例を交えて解説されているため理解が深まる。これから法律を学ぼうとしている新社会人にオススメ。2017/05/04
Y_Michiari
4
セクハラ・パワハラなどの労務、企業秘密や特許などのコンプライアンス、インサイダー取引やTOBなどの金融商品取引法など、ビジネスにおける一通りの法律問題を取り扱っています。起業したい人も、企業に勤めている方にもオススメです。問題の最後に、参考図書を記入してくれているのも親切だなと思いました。2018/08/12
pb_lack
2
仕事で関わるようになった人、というよりは法学部生とかで「法律ってビジネスでどう関わるの」ということのイメージが掴めない人向け、という感じかな。1トピック数ページで実際の事件についてさらりと解説するので、「ああ、あれってそういう問題だったの」ということがわかる。この手の本としては各トピックに参考文献が載せられているので、そこから深掘りしていけるのは有用。法律の勉強は別途していくことは前提だけどね。2016/12/27
二階堂聖
2
ビジネスパーソンに必要な法律知識や考え方をクイズ形式で身につけようという入門書。 ビジネス実務法務検定の3級と同程度のレベルのことが著されている印象。 クイズ形式なので楽しんで読み進められるが、ある程度しっかり学ぶのであればビジネス実務法務検定の3級テキストを一読した方がいいかもしれない。2014/11/15
tomy
2
ビジネスの現場で起こる法務問題を一問一答形式で簡潔に紹介する本。ざっと小一時間で読める内容にして、法務問題を要領よくまとめている点で優れていると思う。2014/07/13