日経文庫
環境法入門 (第3版)

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  • サイズ B40判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532111427
  • NDC分類 519.12
  • Cコード C1232

内容説明

企業関係者はもとより、NPOや環境運動関係者にとっても、環境に関する法律の知識は必要不可欠となっています。環境問題に対する企業や行政の法的責任は、いまや大きなリスクです。環境法はさまざまな分野にまたがる複雑な法律群からなります。本書は、代表的な法律を中心に、公害法・環境法の全体像が見渡せるよう構成を工夫しました。容器包装リサイクル法の改正や外来生物法の制定など、最新の法整備もフォローしています。環境法についてさらに詳しく学びたい方のために、巻末に参考文献一覧を掲載しました。

目次

1 環境法の全体像
2 環境汚染の防止
3 廃棄物処理とリサイクル
4 自然保護の仕組み
5 地球環境問題への取り組み
6 企業の活動と環境保全

著者等紹介

畠山武道[ハタケヤマタケミチ]
1944年北海道生まれ。1967年北海道大学法学部卒業。上智大学地球環境学研究科教授

大塚直[オオツカタダシ]
1958年愛知県生まれ。1981年東京大学法学部卒業。早稲田大学法学部教授

北村喜宣[キタムラヨシノブ]
1960年京都府生まれ。1983年神戸大学法学部卒業。上智大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

9
2007年出版(第3版)。日本における環境法体系を概説している一冊。環境基本法、容器包装リサイクル法など、環境行政に関係する法律を大雑把に知りたい人向けの一冊。後半では、主に企業を対象に環境保全活動の枠組みを紹介している。法学の素養(特に行政法)があるとすらすらと内容を読み込むことができるだろう。日本法がどのように環境問題を認識し、法体系を設計しているかを知ることができる。参考文献表では環境法の基本書が紹介されている。3・11以後の原子力問題を踏まえた改訂版に期待したい。2020/08/14

倉持

1
私は法学部の生徒であり、復習のつもりでこの本を読みました。専門に勉強するには内容が薄いですが「環境問題」が思っているより身近でなものであり、公害に苦しめられそれと戦った歴史があるから今の比較的良好な環境があるのだと実感できるのではないでしょうか。3人の先生が2部ずつ書くという構図になっておりどこからでも読むことが出来るので多くの人に気軽に読んでいただけるかと思います。ただこの本は3.11の後に改訂されておらず(第3版)原子力についてはほとんど記述がありません。2014/03/27

未来来

1
読んだのは2007年5月に出た〈第3版〉。比較的最近までカバーされています。環境に関する法律についての入門書。一般に向けて書かれたもので、法学に疎い者でもわかり易く読み易い文章でした。法律の内容のみならず、成立背景、改正経緯、現状にも多少触れています。ざっと見ていけるので、つい知ったつもりになってしまいますが、以前調べた事のある部分に不足を感じ、入門だと言うのを思い出しました。全体的には満足な本でした。只、総括や後記らしきものが無く、いきなり終わるので据わりは悪いです。《大学図書館》2010/03/26

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