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内容説明
開発される資源を上手にやりくりすれば、最短でもあと200年くらいはエネルギー枯渇の心配をしないでいい。シェールガス、シェールオイルなど急拡大する開発ビジネスの実際と次世代の有望資源メタンハイドレートの将来を詳述。
目次
序章 化石燃料は「無限」に使えるのか?
第1章 シェールガス革命からシェールオイル革命へ
第2章 カナダとベネズエラを石油大国にしたオイルサンド
第3章 石炭を掘らずに利用するコールベッドメタン
第4章 海底に眠るメタンハイドレートと超深海油ガス
第5章 化石燃料革命を加速させるもの、減速させるもの
第6章 化石燃料革命はどんな未来をもたらすのか?
最終章 エネルギー新時代における日本の戦略とは?
著者等紹介
石川憲二[イシカワケンジ]
科学技術ジャーナリスト、作家、編集者。1958年東京生まれ。東京理科大学理学部卒業。週刊誌記者を経てフリーランスのライターおよび編集者に。書籍や雑誌記事の制作および小説の執筆を行っているほか、30年近くにわたって企業や研究機関を取材し、技術やビジネスに関する原稿を書き続けている。扱ってきた科学技術領域は電気・電子、機械、自動車、航空・宇宙、船舶、材料、化学、コンピュータ、通信、デバイス、システム、ロボット、エネルギー・資源、生産技術、知的財産など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Daring
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次世代の化石燃料について客観的な視点から解説と分析を加えている。化石燃料が無くなることはそうないし、全ての新エネルギーの将来は石油価格に大きく依存しているのが現状である。2013/10/10
coolflat
0
巷で話題となっているシェールガス革命だけではなく、シェールオイルやオイルサンド、メタンハイドレートといった非在来型化石燃料による化石燃料革命がやってくるという話。個人的に覚えておきたいと思ったのは、非在来型の商業生産は石油価格と連動しているということ。石油価格が高くなるほど、高技術を必要とする非在来型が採算ラインに乗る。つまり石油価格が高ければ、石油の採算コストの割合が下がるから、採算コストのかかる非在来型の投資に余裕が生まれる。石油価格が下がれば、非在来型の大半は収益を得られなくなり、開発はストップする2013/06/07
Tatsunori Sumida
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最近は新聞やテレビでシェールガス革命という言葉をちらほら見聞きするようになりましたが、アメリカではシェールオイル革命というさらに面白いことになっているそうです。アメリカンドリームです。2013/01/07