出版社内容情報
プライマリ・ケアの介入により疾患の重症化や入院を減らしヘルスリテラシーを高めるために,知っておくべき情報をもれなく記載現在わが国の平均寿命と健康寿命の間には男女ともに10年以上の乖離があり,これからの医療費の高騰が問題視されている.本書では健康寿命を延ばすための「予防医療」に焦点をあて,プライマリ・ケアの介入によって疾患の重症化や不必要な入院を減らしてヘルスリテラシーを高めるため,総合診療医として知っておくべき情報や,検診/健診・予防接種の実態などが詳細に記載されている.
1章 予防医療と健康維持/2章 発生予防/3章 救急受診・重症化予防―ACSCの考え方/4章 予防医学の実践
岡田唯男[オカダ タダオ]
編集
長尾和宏[ナガオカズヒロ]
編集
垂井清一郎[タルイセイイチロウ]
監修
目次
1章 予防医療と健康維持(予防医療とは;予防医療(ヘルスメインテナンス)の4領域 ほか)
2章 発生予防(小児の虐待・事故の予防;望まない妊娠・異常妊娠の予防 ほか)
3章 救急受診・重症化予防―ACSCの考え方(ACSCとは;ACSC関連因子 ほか)
4章 予防医療の実践(予防を診療の中に組み込む;Health Promotion―地域へ出よう ほか)