内容説明
金融機関がAIを導入するためには何が必要なのか。そもそも知能とは何か、という根源的な視点から出発し、AIをめぐる基礎知識、最新導入事例、戦略、方策を整理。バズワードとしてではなく、読者が実務で応用できるよう、事業会社が導入するために社内で検討すべき論点も各章末に掲載。
目次
第1章 知能とは
第2章 人工知能の分類法
第3章 人工知能に必要な前提条件
第4章 AIの現在―進化、発展と投資
第5章 コーポレートガバナンスとAI活用
第6章 取締役会による監視とAIの採用
第7章 ビジネスにおけるAIの戦略的採用
第8章 AIによる金融サービスの革新
第9章 AIアプリケーション
第10章 未来について
著者等紹介
デュロディエ,クララ[デュロディエ,クララ] [Durodi´e,Clara]
企業取締役、テクノロジー・ストラテジスト。金融業の事業・収益拡大への倫理的AIの活用を専門とする。AIとコーポレートガバナンス、戦略、AI活用による事業変革、データの戦略的活用などの分野において国際的にも評価され、企業取締役会、ファンドおよび政府機関に対しても多数助言を行う。AIフィンテック企業に対するメンター、投資家、社外取締役も務める。世界経済フォーラムの第4次産業革命センター(サンフランシスコ)、英国の超党派AI議員連盟や日本の総務省のAI特別委員会などにも知見を提供した。また2018年6月にはEU付属機関である欧州連合人工知能アライアンスの委員に就任。その他、カンファレンス講演者としてSIBOS、Money2020等に登壇、オックスフォード大学やマサチューセッツ工科大学等で招聘講師として教鞭を取った。AIへの関与を始めた2014年以前は英国、スイス、ルクセンブルクの資産運用・ウェルスマネジメント会社で幹部を務めた。オックスフォード大学修士。ロンドン在住
竹腰尚美[タケゴシナオミ]
駐日英国大使館にて25年間、スコッチ・ウィスキーから金融サービスにわたる広い領域において英国企業の対日輸出・進出支援業務に携わった後、日本での英国プロモーションの経験を個別企業の対日進出サポート、日本の海外向けプロモーションに活かすべく独立。現在、東京の資産運用エコシステムの形成をめざす一般社団法人国際資産運用センター推進機構(JIAM)、国際金融都市東京の海外プロモーションを行う一般社団法人東京国際金融機構(FinCity.Tokyo)及び日本経済新聞社・金融庁共催FIN/SUM事務局などに参画。慶應義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme