内容説明
働き方改革関連法のうち、パートタイム・有期雇用労働法、労働契約法、労働者派遣法を中心に、いわゆる同一労働同一賃金に関わる法律や同一労働同一賃金ガイドラインをわかりやすく解説。第3版では、最高裁判所の5つの判決(2020年10月)で示された論点を詳しく分析したほか、実務上重要な関連裁判例を紹介するとともに、正規労働者と非正規労働者の不合理な待遇格差解消を実務の現場でどう図っていけばよいか、著者のもとに寄せられた相談例を踏まえてQ&A形式により解説。
目次
第1部 概論(同一労働同一賃金の目指すもの;非正規社員の平均年収は179万円(2019年当時)
均衡と均等について ほか)
第2部 Q&A編(なぜ同一労働同一賃金の改正が行われるのか;同じ仕事をしているキャリア職とパートタイマーの均等・均衡の判断;「同一性」をどのように判断するか ほか)
第3部 法律解説編(わが国における同一労働同一賃金法制;パートタイム・有期雇用労働法;定年後再雇用者の賃金 ほか)
著者等紹介
服部弘[ハットリヒロシ]
京都大学法学部卒業。弁護士(1984年登録)・東京弁護士会。大原法律事務所
佐藤純[サトウジュン]
慶應義塾大学経済学部卒業。社会保険労務士・東京都社会保険労務士会。佐藤社会保険労務士事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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