内容説明
株主・消費者・社員・取引先といったステークホルダーの視点を基に、法・ファイナンス・組織・戦略・市場・環境・国際化の諸側面を取り上げ、持続可能な企業経営を考える。
目次
第1部 経営学の歴史と企業の発展(近代科学の誕生と近代産業の勃興;ドイツの経営学;アメリカの経営学;日本の経営学;現代社会と企業)
第2部 現代企業とステークホルダー(“Case”パナソニック株式会社―経営理念の再解釈が原動力;“Case”GE―ゼネラル・エレクトリック(GE)社130年間の持続的成長の歴史
企業と株主―コーポレート・ガバナンス
企業と消費者―情報化社会の消費者
企業と社員―CSRと働き手
企業と取引先―供給業者と流通業者のマネジメント
企業とファイナンス―企業活動の財務的評価
企業と法―経営と法律の相克と調和
企業と組織―組織の性格と役割
企業と戦略―開かれた組織の経営戦略
企業と市場―CSR(企業の社会的責任)
企業と環境―持続可能な社会のために
企業と国際化―企業と持続可能な国際化を目指して
結びにかえて―客観的な知識と開かれた社会へ向けて)
著者等紹介
大平浩二[オオヒラコウジ]
明治学院大学経済学部教授。1951年生まれ。1982年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得。明治学院大学専任講師、助教授を経て、1992年より現職。専攻は経営学説史、経営組織論。ケルン大学客員教授、上海水産大学客員教授、上海理工大学兼任教授、経営哲学学会元会長。日本経営学会前理事、経営学史学会前理事、日本経営教育学会前常任理事、日本学術会議研究連絡委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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