内容説明
これを知らなければCAATを語ることができない最低限の基礎知識から、ここまで知っていれば不正検出に役立つデータ分析検証のテクニックまで、この一冊で幅広いCAATの知識体系を網羅。108の最新事例で、「不正がはびこる原因」と「監査人として今、必要な対策」を詳解!
目次
第1部 デトックス編(プロローグ―CAATへようこそ;失われた監査の信頼;不正会計事件が起きる「18」の理由 ほか)
第2部 ナレッジ編(コンピュータと電子的監査証拠;電子帳簿保存法;必要十分性と可監査性 ほか)
第3部 ファンクション編(データインポート/データの読み込み;ベンフォード分析;重複分析 ほか)
著者等紹介
中村哲也[ナカムラテツヤ]
早稲田大学理工学部工業経営学科(現、理工学術院創造理工学部経営システム工学科)を卒業。専門はTQC(Total Quality Control)。大和證券株式会社企業公開部で株式公開業務を担当後、大手商社の取引先財務格付けシステムの開発を担当。その後、青山監査法人/プライスウォーターハウス金融部に移籍。金融機関、外資系企業のデータセキュリティ監査などを提供した後、アイエスアールエム株式会社を設立し、独立。データ分析ソフトウェアIDEAの販売を開始。現在、ISRM株式会社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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