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税効果会計における繰延税金資産の回収可能性の実務

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  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502083501
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

内容説明

税効果会計に関する実務は、繰延税金資産の回収可能性の判断がメインです。そして、日本公認会計士協会の監査委員会報告第66号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」が、実務のガイドラインとしての役割を果たしています。本書は、実務の現場で論点となるポイントを逐条的に取り上げたうえで、66号報告に真正面から向き合い、例示区分の該当要件、判定方法等を解説するとともに、一歩踏み込んだ判断指針を示しています。さらに、繰延税金資産の回収可能性を論理的に判断するための型についても解説しています。

目次

第1章 なぜ繰延税金資産の回収可能性を判断しなければならないか(今までの解説は忘れなさい;なぜ繰延税金資産の回収可能性を判断するのか? ほか)
第2章 繰延税金資産の回収可能性を判断するための2つの観点(繰延税金資産の回収可能性に関する2つの観点;スケジューリング ほか)
第3章 66号報告に示された例示区分の読み解き方(基本的な考え方;例示区分1 ほか)
第4章 例示区分の判定方法とその変更が必要となる要件(例示区分の効果的かつ効率的な判定方法;例示区分の変更 ほか)
第5章 66号報告がない状況に備える(66号報告の問題は論理の画一性にあり;トゥールミン・モデルで論理の画一性がみえる ほか)

著者等紹介

竹村純也[タケムラジュンヤ]
仰星監査法人社員、公認会計士。平成9年公認会計士登録。大手監査法人も経て、平成19年に仰星監査法人に入所。主として上場企業に対する会計監査やIPO(株式上場)準備会社に対する支援業務を行っている。その他、財務会計や管理会計などの研修会やセミナーの講師も数多く務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masamichi Hosoyama

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会社法監査で必ず細かな検証を求められる繰延税金資産の回収可能性について、税効果会計の基礎からその本質と現行66号での実務対応(そしてポスト66号)を詳述してます。例示区分間のランクアップ/ランクダウンやポスト66号での回収可能性のロジックの説明はやや冗長に感じますが、その部分だけを読んだり、コピー資料としても使えるという意味では懇切丁寧な作りですね。それにしても、著者は前著「後発事象の実務」もですが、一見地味に見えるが会計の本質が凝縮されてる本を立て続けに出してるので、次回作も大いに期待してます。2014/08/20

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