内容説明
クロスボーダー事例&ストーリー仕立ての事例。実際のM&A経験から得た買収後のノウハウが満載!経営方針・業務内容・意識改革―3つのPMIプロセスを解説。
目次
序章 「買ってからどうするか」で買収の成否が決まる
第1章 M&A全体のプロセス
第2章 PMIフェーズごとのプロセス
第3章 経営のPMI
第4章 業務のPMI
第5章 意識のPMI
第6章 エリア別クロスボーダーPMI事例
第7章 ストーリーでわかるPMI
著者等紹介
前田絵理[マエダエリ]
慶応義塾大学法学部法律学科卒。弁護士として国内大手法律事務所勤務を経て、現在国内大手メーカー法務部にて主にM&A、契約交渉、コンプライアンス業務に従事。第二東京弁護士会所属、日本組織内弁護士協会理事、日本弁護士連合会弁護士業務改革委員会企業内弁護士小委員会委員
菊池庸介[キクチヨウスケ]
東京大学工学部卒。鉄道会社、総合系コンサルティングファームを経て、大手メーカー経営企画部門にてM&Aを担当。これまでM&Aの企画・実行およびPMIのほか、新規事業の企画、業務改善などに主に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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RASCAL
13
仕事でPMI監査らしきことをやることになったので、付け焼刃、泥縄的にお勉強中。とても分かりやすい本でした。満足度80点。2017/08/03
nekozuki
8
“PMI”という言葉だけでは漠然としている企業統合のプロセスについて、どのようなことを、いつ、誰が検討すべきか、明快にまとめられている。 基本的には事務局を設置したうえで、各案件ごとに統合対象となる要素の分科会を設置して統合に向けた作業の推進を行うようだ。 全体が広範かつ長期のロジを設計する必要があるため、この分野で経営コンサルが重用される理由も頷ける。2021/05/06
Great Eagle
2
PMIについて分かり易い内容で1つ1つの分科会レベルの内容はざっくりしていますが、全体を俯瞰するのにはちょうどいい内容と思います。2019/05/18
Shiro
0
M&A後の統合実務について解説された書籍です。M&Aスキーム別のメリットデメリットや、経営統合の階層(戦略、業務、意識等)別の留意点、必要な実務プロセスについて平易にわかりやすく解説されています。
kurosuke
0
PMIの基礎を体系的に整理した良著^ ^会計のみならず、人事ガバナンス、クロスボーダー取引まで取り扱っているが、平易な言葉を使っており理解しやすい^ - ^2015/02/21