出版社内容情報
テキストマイニングの本質的な役割とその活用法を示すとともに、技術面での今後の発展可能性を示した。
内容説明
「期待したような結果が出せなかった」「辞書作りがたいへんで手に負えない」「データの質が悪いのでテキストマイニングには適さない」といったテキストマイニング利用者の声に対して、テキストマイニングの研究開発に従事し、数多くの適用事例に関与した経験から、テキストマイニングの本質的な役割とその活用法を解説した。
目次
第1章 テキストマイニングとは何か(分析の技術としてのテキストマイニング;類似技術との比較―単なる検索や分類整理と何が違うか ほか)
第2章 テキストマイニングの適用例と効果(テキストマイニングの適用対象;コールセンターにおけるコンタクト履歴への適用例 ほか)
第3章 テキストマイニングの理想的な使い方(経営戦略としてのテキストマイニング;テキストマイニングの位置付け―誰が何のために行うのか ほか)
第4章 テキストマイニングに対する疑問への回答(どんなデータでも結果が必ず出るものか?;テキストマイニングの効果をどう評価すべきか? ほか)
第5章 テキストマイニングの今後(感情・評価・態度の分析技術;発話内容の分析技術(自動音声認識結果のテキストマイニング) ほか)
著者等紹介
那須川哲哉[ナスカワテツヤ]
1989年日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。東京基礎研究所に配属。以後、翻訳部門(ナショナル・ランゲージ・サポート)への一年間の異動、IBM T.J.ワトソン研究所(米国ニューヨーク州)での一年間の勤務、コンサルティング部門(IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社)への一年半の出向などを経験しつつ、一貫して機械翻訳やテキストマイニング、評判分析など自然言語処理関係の研究に従事。現在、東京基礎研究所シニア・リサーチャー。1993年度(第7回)人工知能学会全国大会優秀賞受賞。1999年情報処理学会第59回全国大会大会優秀賞受賞。2005年度情報処理学会山下記念研究賞受賞。2005年言語処理学会第11回年次大会優秀発表賞受賞。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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