C言語によるH8マイコン制御

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C言語によるH8マイコン制御

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784501539108
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

 現在,組み込みマイコンの開発で,C言語のプログラミングは必修の技術です。ところが,組み込みマイコンのC言語プログラミングは,パソコンなどの汎用コンピュータの場合と比べて難しいところがあります。
 例えば,一般的なC言語のプログラミングでは,printfやscanfなどを使って簡単にデータの入出力が可能です。しかし組み込みマイコンの場合はこんなふうにはいきません。マイコンは裸のコンピュータなので,簡単な入出力を行うだけでも何かと準備が必要です。また,実際にプログラムを作ってみると,ある番地のメモリアクセスや,割り込み処理,プログラムのROM化など,組み込みマイコン独特の問題を解決しなければなりません。
 本書は,組み込みマイコンのプログラムをC言語で開発するためのノウハウが書かれています。組み込みマイコンの学習をはじめて,C言語を使ってプログラムを作成したいと考えている人のために,マイコン制御のプログラムを作成することを目的としたC言語プログラミングを解説しました。
 プログラミングの学習で大切なことは,自分でプログラムを書いて動作を確認してみることです。そこで本書では,まず,市販のマイコンキットを用いて,初心者でも容易にC言語プログラミングがはじめられるように配慮しました。
 ターゲットのH8マイコンは,CPU,メモリ,入出力ポート,タイマ等コンピュータに必要な機能を一つのICに内蔵したシングルチップマイコンです。H8マイコンは多くの機能をもっているので幅広い応用が可能です。しかも比較的スマートに設計されているので,初心者でも理解しやすいマイコンであると思います。現在,H8マイコンを搭載したマイコンボードが多数市販されています。H8マイコンは個人でも入手しやすく価格も手ごろなので,読者の皆様に一度H8マイコンを体験してみることをおすすめします。
 今回,本書を執筆して,組み込みマイコンとその応用技術はコンピュータ好きな人にとって知的好奇心を満たしてくれる魅力的な教材であると感じました。組み込みマイコンのプログラミングでは,深いレベルのコンピュータの理解が必要になります。本書では,組み込みマイコンのプログラム開発ツールとして,GCC(GNU compiler colection)と呼ばれるフリーソフトを使いますが,本書を読めば,コンパイルやリンクといったプログラム開発でなじみの深い処理が,どのような意味をもっているか理解できるでしょう。
 終わりに,本書を執筆する機会を与えてくださり,貴重はアドバイスをいただいた監修の浅川毅氏,本書を出版するにあたり多大な尽力をいただいた東京電機大学出版局の植村八潮氏,石沢岳彦氏に,そして何より読者の皆様に心から感謝申し上げます。
 2005年3月
 著者しるす

第1章 C言語でH8マイコンを動かそう
 1.1 H8マイコンの開発キット
 1.2 ハードウェア環境の整備
 1.3 ソフトウェア環境の整備
 1.4 C言語によるプログラム開発
 1.5 C言語によるプログラム開発の問題点

第2章 H8マイコンの構成
 2.1 マイコンシステムの基礎
 2.2 H8マイコンのCPU
 2.3 メモリ構成
 2.4 リセットスタート
 2.5 内蔵周辺機能
 2.6 例外処理

第3章 制御のためのC言語プログラミング
 3.1 データの表現
 3.2 式
 3.3 文
 3.4 配列
 3.5 ポインタ
 3.6 関数
 3.7 構造体
 3.8 前処理(プリプロセス)
 3.9 プログラム分割

第4章 コンパイラとリンカ
 4.1 プログラム開発のソフトウェア
 4.2 プログラムのROM化
 4.3 リンカスクリプト
 4.4 GCCの使い方
 4.5 その他の開発用コマンド

第5章 入出力ポートの活用
 5.1 H8マイコンの入出力ポート
 5.2 入出力ポートの基本的な使い方
 5.3 LCDモジュール
 5.4 H8マイコンによるLCDモジュールの制御

第6章 タイマと割り込み処理プログラム
 6.1 H8マイコンと割り込み処理
 6.2 外部割り込み処理プログラムの作成
 6.3 インテグレーテッドタイマユニット(ITU)
 6.4 タイマ処理プログラムの作成
 6.5 応用と発展

付録 UNIXコマンド入門
 A.1 ファイルとディレクトリ
 A.2 UNIXの操作

参考文献

索引

目次

第1章 C言語でH8マイコンを動かそう
第2章 H8マイコンの構成
第3章 制御のためのC言語プログラミング
第4章 コンパイラとリンカ
第5章 入出力ポートの活用
第6章 タイマと割り込み処理プログラム
付録 UNIXコマンド入門

著者等紹介

浅川毅[アサカワタケシ]
東海大学工学部電子工学科卒業。東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。東海大学電子情報学部コンピュータ応用工学科助教授。第一種情報処理技術者

横田一弘[ヨコタカズヒロ]
東京電機大学工学部電子工学科卒業。埼玉県立新座総合技術高等学校教諭
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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xyz

0
図書館2009/04/24

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