出版社内容情報
トライボロジー全般の基礎を容易に学べるよう、分野の偏りがないようレベル合わせを行った。また全15章構成とし、教科書として使いやすいように配慮。現在、トライボロジーに関わっている技術者にも参考となるよう、最近の研究成果や、トライボ設計に使える式を適宜盛り込むなど興味ある内容にまとめた。
目次
トライボロジーとは
固体の表面
接触
摩擦
摩擦の問題と摩擦の利用
境界潤滑と混合潤滑
摩耗
トライボ試験
粘性
潤滑剤
流体潤滑理論
ジャーナル軸受の潤滑理論
有限幅ジャーナル軸受の特性解析
弾性流体潤滑
EHLトラクション
著者等紹介
村木正芳[ムラキマサヨシ]
湘南工科大学工学部機械工学科外部講師。工学博士(東京大学)。1972年京都大学工学部石油化学科卒、三菱石油(株)入社。日石三菱(株)(現ENEOS(株))潤滑油研究所所長代理、潤滑油部技術担当部長を経て、2001年湘南工科大学工学部機械工学科教授。2004年湘南工科大学大学院工学研究科長。2016年3月末湘南工科大学を定年退職。非常勤講師を経て現在外部講師。受賞:日本潤滑学会(現日本トライボロジー学会)論文賞(1985年)、日本機械学会論文賞(1992年)、日本トライボロジー学会技術賞(2010年)、日本トライボロジー学会論文賞(2014年)、日本設計工学会武藤栄次賞優秀設計賞(2014年)、日本トライボロジー学会技術賞(2016年)、日本トライボロジー学会功績賞(2017年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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