内容説明
既存客をどうやって選別するのか?ダイレクトメールをどのように使い分けるのか?その具体的手法を、豊富な事例とともに解説!
目次
1章 なぜ、新規客より既存客なのか?
2章 データが証明する「お客様維持」の重要性
3章 大事なお客様を維持する2つの方法
4章 売り込まないダイレクトメール
5章 売り込みのダイレクトメール
最終章 データでは表わせない重要なこと
著者等紹介
高田靖久[タカタヤスヒサ]
某大手IT企業にて20年間、飲食店・美容室を中心とした、顧客管理ソフトおよび顧客戦略支援ツールの商品企画・販売に携わる。入社から数年は「売れない営業マン」。その後、一念発起。「基本給の5分の1」を自己投資に活用し、短期間で営業および店舗経営ノウハウを身につける。そのノウハウを顧客管理ソフトウェアに組み込み、既存クライアントに提供したところ、前年対比300%アップなど、売上拡大する店が続出。顧客管理ソフトおよび顧客戦略支援ツールの販売・導入実績は1200店舗を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
後藤だいすけ
6
この本は顧客管理やDMを駆使して一旦掴んだお客様を離さない手法を紹介されてます。この手法をずっと取り入れようとしていていながら、日々の忙しさにかまけて継続出来ません。イベントでドカンと集客して売り上げを確保することもいいのですが、しかしそれには気力体力が必要です。この手法は気力体力より根気が重要。私としては将来的にはこの手法でやっていきたいのですが、それにはまずは「継続力」!今まで行った事をもう少し簡略して、とにかく継続出来るようになってからまた本書を読み直そうと思います。2014/09/18
ミチュルル©️(たかはし みさお)
6
お客様を減らさない方法論として、既存客に対してのえこひいき論や3ステップカード、人間を売る方法など今回あまり触れずにDMやニュースレターの重要性を前面に展開されている。値引きチラシのばら撒きではなくデータによる攻めの営業は実に魅力的で効率が良い。過去の書籍を総動員して読み直さないと本書の良さが微妙に伝わらないところもあるのだが、バスタブ論における既存客の重要性を問う話はケータイ3社に聞かせたいところ。例えばドコモを10年使い続けてても他社ケータイから乗り換えた人のほうが安く契約できるとか本当バカにしてる。2014/05/16
ケルトリ
5
新規客より既存客を大切にするべし・既存客を固定客へとしていくことが重要となる。1回きりの客を100回客へと育てていく。0回→1回は大変だが、100回→101回は難しくない。2020/11/28
Jyunya Shirai
3
顧客がリピートとするDMやニュースレターの作り方、またその効果を高めるためのデータ分析方法、主に80:20の法則とRFM分析の解説。多くの予算が取れない中小企業は実践してみる価値あり。ただしニュースレターは書く人のセンスが求められると思うので簡単ではないように思う。2014/05/30
mkt
2
顧客離反率:店から一年後にいなくなっているお客様の割合。40%を超えるお店が増えている/どんな繁盛店でも年間で20%はお客様を失っている/バスタブ理論①まずお客様の流出を止める②その後から新しいお客様を増やしていく/顧客管理はお客様が来なくならないようにすること/売り込みのDMと売り込まないDMを使い分ける/売り込まないDM①基本売り込まない②続ける③全てのお客様に送らない④商品の前に人を売る⑤お客様を気にする⑥プロとしての知識、情報を伝える⑦「きちんと売り込む」/ 20201210読了 194P 15分2020/12/10