内容説明
国際カルテルは会社と個人を破滅に導くほどのリスクがある。実際に企業で米国司法省との厳しい対応を経験した元担当者と専門家である弁護士が日本企業に対し警鐘を鳴らす!
目次
序 国際カルテルの脅威―国際カルテル事件と本気で闘った龍義人との対談に寄せて(新聞報道だけではわからない国際カルテル事件の真実;龍との対談実現の経緯について;対談の概要について;読者へのご注意―本書をお読みになるにあたって)
第1部 対談篇(米国司法省との攻防;ハイエナ訴訟;カーブ・アウトの取り扱い;欧州委員会への対応;国内対応;海外向けコンプライアンス体制)
第2部 解説篇(海外不正リスクに対する社内体制の整備;企業経営と反トラスト法・EC競争法上のコンプライアンスについて)
著者等紹介
山口利昭[ヤマグチトシアキ]
弁護士、公認不正検査士。山口利昭法律事務所代表。(株)ニッセンホールディングス社外取締役、大東建託(株)社外取締役、日本内部統制研究学会理事、日本公認不正検査士協会理事、特定非営利活動法人日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク理事などを歴任
井上朗[イノウエアキラ]
弁護士、NY州弁護士、法学博士(中央大学)。ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)パートナー。ベーカー&マッケンジーGlobal Antitrust GroupのAbuse of Dominance Task ForceやAsia Pacific Competition Group、東京事務所独占禁止法グループの運営委員などを歴任。Chambers Asiaにおいて独占禁止法分野の「Leading Individual」に選出されている
龍義人[リュウヨシヒト]
組織マネジメントアドバイザー、認定コンプライアンス・アドバイザー。米国のロースクールにて法学修士課程(LL.M.)を修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。