内容説明
大震災からの復興と強靱な日本社会の構築に向けて!ロンドン・オリンピックに沸いた2012年、「なでしこジャパン」を始め団体競技でのメダル獲得も多く、皆が力を合わせることの素晴らしさと「絆」の大切さに多くの感動と元気をもらった…。本書の執筆陣11人も「ジャパン・イレブン」として、強靱な日本社会の構築のために「会計」が為すべき方策について提言する。
目次
1 新たな会計的発想法の提唱―「あり得ない」「あってはならない」との発想からの脱却を目指して
2 「想定外」を踏まえた震災リスク管理のあり方
3 危機管理研究としての管理会計
4 会計・監査の機能と災害復興
5 情報開示の限界と情報監視の必要性
6 復興元年事業継続策の必要性―石巻地域で震災と向き合った1年から学んだこと
7 大震災からの復興・発展のための長期的税制対応
8 大震災が提起した監査報告の課題―監査人から財務諸表利用者へのメッセージを適切に伝達するために
9 自主規制機関における情報共有システムの構築へ
10 国際財務報告基準(IFRS)への対応のあり方
11 会計倫理教育の論点
著者等紹介
八田進二[ハッタシンジ]
青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科(会計監査論・内部統制論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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