内容説明
近年の基準の新設・改訂をも含めて、広く国際会計基準全般にわたって、重要項目ごとに日本の会計基準との差異を体系的に浮き彫りにした。日本の会計基準との差異が大きな点のみならず、国際会計基準の基礎知識の習得に役立つ設例を加えて計算例を充実させた。生きた国際会計基準の本格的ガイダンスとして、決算のポイントや実務上の留意点、また、IFRS適用における企業経営上への影響点などを明らかにした。
目次
第1部 国際会計基準(会計基準の国際的統一化と日本の会計制度;会計基準設定の主体とプロセス ほか)
第2部 貸借対照表(財政状態計算書)項目(金融商品;棚卸資産 ほか)
第3部 損益計算書(包括利益計算書)項目(収益;工事契約 ほか)
第4部 企業集団と開示(企業結合;連結財務諸表 ほか)
第5部 特定業種会計(保険契約;鉱物資源の探査および評価 ほか)