内容説明
「投資分析」の標準テキスト待望の日本語版。アメリカの公認フィナンシャル・アナリスト(CFA)試験受験者やMBAコースで高い評価を得ているファイナンス分野の教科書。上巻では、証券投資の基礎知識をはじめとして、現代ポートフォリオ理論(MPT)のエッセンスを解説。
目次
1 イントロダクション(投資環境;市場と金融商品;証券取引の方法;基礎概念と問題点)
2 ポートフォリオ理論(リスクとリスク回避;リスク資産と無リスク資産の間の資金配分;最適なリスク資産ポートフォリオ)
3 資本市場における均衡(資本資産価格モデル;インデックス・モデル;裁定価格理論;証券の収益率についての実証;市場の効率性)
4 確定利付証券(債券の価格と利回り;金利の期間構造;債権ポートフォリオの運用)
著者等紹介
ボディ,ツヴィ[ボディ,ツヴィ][Bodie,Zvi]
ボストン大学経営大学院ファイナンス論担当教授。1975年マサチューセッツ工科大学(MIT)でPh.D.を取得。ハーバード・ビジネス・スクールおよびMITスローン・スクールで客員教授をつとめる。年金ファイナンス、投資戦略に関する専門論文を多数発表している
ケイン,アレックス[ケイン,アレックス][Kane,Alex]
カリフォルニア大学サンディエゴ校国際関係・太平洋研究大学院ファイナンス論および経済学担当教授、1980年ニューヨーク大学でPh.D.を取得。ボストン大学助教授のほか、東京大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学等の客員教授をつとめる。コーポレート・ファイナンス、ポートフォリオ運用、資本市場に関する多数の専門論文があるが、近年は、マーケット・ボラティリティの計測やオプションの価格付けに関する論文を発表している
マーカス,アラン・J.[マーカス,アランJ.][Marcus,Alan J.]
ボストン・カレッジ経営大学院ファイナンス論担当教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)でPh.D.を取得。MITスローン・スクールの客員教授をつとめるほか、連邦住宅貸付抵当公社(フレディ・マック)にも客員として勤務。資本市場およびポートフォリオ運用に関する分野で多数の論文を発表している
堀内昭義[ホリウチアキヨシ]
中央大学総合政策学部教授。1967年東京大学経済学部卒業。1972年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。横浜国立大学助教授、一橋大学教授、東京大学教授を歴任
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