スクエア・アンド・タワー〈上〉ネットワークが創り変えた世界

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スクエア・アンド・タワー〈上〉ネットワークが創り変えた世界

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492371268
  • NDC分類 209
  • Cコード C3036

出版社内容情報

世界を動かすのは、垂直に延びる階層制組織の頂点に立つ権力者か?
あるいは、水平に延びる草の根のネットワークをもつ革命家か?
「人的ネットワーク(スクエア)」と「階層制組織(タワー)」の視点から歴史を捉え直した、比類なき試み。

フリーメイソンからジョージ・ソロス、トランプ大統領まで
「いま最もすぐれた知性」による文明を見る眼


ルネサンス、印刷術、宗教改革、科学革命、産業革命、ロシア革命、ダヴォス会議、アメリカ同時多発テロ、リーマン・ショック、フリーメイソン、イルミナティ、メディチ家、ロスチャイルド家、スターリン、ヒトラー、キッシンジャー、フェイスブック、トランプ……

社会的ネットワークが世界を変えたと言ったならば、一握りの集団が世界を動かしているといった陰謀論を思い浮かべることだろう。

だが、歴史にネットワーク理論をもちこめば、さまざまな人物のつながりが、どのように世界を動かしてきたのかが明らかになる。

人類の歴史におけるさまざまな変化は、階層制の秩序に対する、社会的ネットワークに基づく挑戦とも言える。

イノベーションは異なる組織に属する人々のネットワークから生じ、アイデアはネットワーク内の弱いつながりを通して、水平方向に広がる。近代文明はそのネットワークの力によって、爆発的に発展したのである。

しかし一方で、国家に見られるような垂直にそびえ立つ階層制がなければ、ネットワークが内包する脆弱性ゆえに、社会は崩壊しかねない……

タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、「いまもっとも優れた知性」と目される歴史学者が、ネットワークと階層制というかつてない視点で世界を読み解く!

【推薦の言葉】
「ファーガソンはシリコンヴァレーが必要とする歴史を提示してみせた」――エリック・シュミット(元グーグルCEO)
「歴史の知識を大きな問題へと関連づける」――インディペンデント紙
「魅惑的で人の心をつかんで離さない」ーーニューヨーク・タイムズ紙
「彼が捉えなおした歴史は、今後何年も影響を与え続けることだろう」ーーガーディアン紙
「ニーアル・ファーガソンは再び素晴らしい本を著した」ーーウォールストリート・ジャーナル紙

内容説明

私たちの未来は楽園か、それとも無法地帯か?あなたの歴史観を一変させる圧倒的スケールで描かれた文明論。

目次

第1部 序―ネットワークと階層制
第2部 大航海時代の皇帝と探検家
第3部 科学革命と啓蒙運動
第4部 王家による階層制の復興
第5部 大英帝国の秘密結社

著者等紹介

ファーガソン,ニーアル[ファーガソン,ニーアル] [Ferguson,Niall]
スタンフォード大学フーヴァー研究所の上級フェローであり、ハーヴァード大学ヨーロッパ研究センターの上級フェロー。北京の精華大学における客員教授やワシントンDCにあるニッツェ高等国際関係大学院のディラー=フォン・ファステンバーグ・ファミリー財団卓越研究員も務める

柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

28
ニーアル・ファーガソンが書いたキッシンジャーの評伝がすこぶる面白かったので、この最新作もついつい手に取ってしまった。「従来、歴史家は過去のネットワークを復元するのがあまり得意ではなかった」と序文にあるように、権力構造(いわゆる階層界)を描くことに躍起になってきたあまり、ネットワークの世界を歴史家はなおざりにしてきた感は確かにある。その不満からファーガソンは、ネットワークが歴史に果たした役割に改めて目を向けようとする。(つづく)2020/02/05

よしたけ

25
下巻感想欄に上下巻通じたあらすじ・著者考察を記載し、こちらに若干感想を。難解で頭に入ってこないが、ネットワーク型と階層型を対比して歴史を紐解く試みは新鮮。冒頭はイルミナティがとっくに消滅しているにもかかわらず、なぜ近年まで人々を引き付けるのか考察し、ダンブラウン好きの私は少しのめりこんだ。要は、厳格な階層性で秘密主義を貫きながらも、高貴な裏社会のネットワークを足掛かりに特定層に幅広く浸透したからで、部外者に垂涎の的という訳。フリーメイソンにも言及。ヒトラー、スターリン等の独裁者支配も触れていて面白い。2020/09/04

サアベドラ

22
歴史(特に近代以降)をスクエア(ヨコのネットワーク)とタワー(タテの階層的組織)の絡まり合い・せめぎ合いと捉え、それらの興亡を記述した文明論。著者は博覧強記なスコットランド人ジャーナリスト。着眼点は面白いと思ったが、やけに長い(日本語訳で本文約700ページ)割にとっちらかっていて、まとまりに欠ける印象を受けた。とにかく書けるだけ書いて後は読者に委ねるというスタイルなのかもしれないが、個人的にはもっと煮詰めてから世に送り出していただきたい。読者の時間も有限なので。2020/02/03

Shin

17
ニーアル・ファーガソンの最新刊だし、”Networks, Hierarchies and the Struggle for Global Power"という副題も好奇心をくすぐりまくるのでほぼジャケ買い。よく言われる6次の隔たりなどのネットワーク理論について少し触れたあと、上巻では大航海時代から第一次世界大戦勃発までの(主に欧州の)歴史に駆け足で触れながら、折々に人々のネットワーク(結社的なものだったり、公的なものだったり)が果たしてきた役割について俯瞰していく。2019/12/15

羊山羊

14
人類の発展も戦争も、見方を変えれば皆ネットワークのもたらしたものだと壮大な文明論を展開する。文中では特に階層制とネットワーク制が優劣を競い合ってきたという形で論旨が進められていて、フランス革命とメディチ、印刷技術や第1次大戦にまで話が及ぶ。印刷技術と宗教革命をネットワークの観点から見るのは個人的に大きな知見。あと、ヨーロッパの中心地って何だかんだパリなんだと思い知る1冊でした。一息つきながら下巻へ。2020/05/13

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