戦国武将の脳―乱世を勝ちぬくブレインパワー

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戦国武将の脳―乱世を勝ちぬくブレインパワー

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492061527
  • NDC分類 281
  • Cコード C0021

出版社内容情報

戦国通の直木賞作家と、脳神経外科の第一人者が、存分に語りつくした異色対談。限界突破の「ひらめき」を生む脳のリセット法、「成功の脳回路」の回し方など、大不況をたくましく勝ちぬく知恵が満載です。

【目次】
第一章 信長に学ぶ<その一>
第二章 信長に学ぶ<その二>
第三章 秀吉に学ぶ
第四章 家康に学ぶ
第五章 信玄に学ぶ
第六章 謙信に学ぶ
第七章 戦国群雄に学ぶ

内容説明

信長の独創脳、秀吉の気配り脳、家康の忍耐脳、謙信の直感脳…カリスマたちの卓越した脳構造の秘密とは?また、現代人がそうした“脳力”を鍛えるにはどうしたらいいのか?いまこそ戦国脳に学べ!戦国通の直木賞作家と、脳神経外科の第一人者が、存分に語りつくす。

目次

信長に学ぶ
秀吉に学ぶ
家康に学ぶ
信玄に学ぶ
謙信に学ぶ
戦国群雄に学ぶ

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
作家。剣道三段。抜刀道五段。1929年3月23日和歌山市生まれ。旧制和歌山中学を経て、東北大学法学部卒業。13年間のサラリーマン生活を経験ののち、1966年、同人雑誌『VIKING』に参加。同年、「丘の家」で直木賞候補となる。1978年、『深重の海』(新潮社)で第79回直木賞受賞。1995年、『夢のまた夢』(文藝春秋・全4巻)で第29回吉川英治文学賞受賞。1997年、紫綬褒章受章。2003年、旭日小綬章受章。2005年、菊池寛賞受賞

板倉徹[イタクラトオル]
和歌山県立医科大学脳神経外科教授。医学博士。1946年生まれ。1970年和歌山県立医科大学卒業。同附属病院診療医、米国カリフォルニア工科大学生物学部門留学などを経て、1994年より和歌山県立医科大学脳神経外科教授。2006年より公立大学法人和歌山県立医科大学理事、同附属病院院長。2008年から同大学理事、同医学部長。この間、国際脳血管シンポジウム会長、世界神経科学会サテライトシンポジウム・オーガナイザーなども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

14
歴史小説の大家・津本さんと脳科学者の板倉さんの対談という異色の一冊。異色ではあるものの、津本さんからの情報がやや偏っているのと、板倉さんの持つ戦国武将の知識や情報が少ないことで、導き出される脳の働きが限定的になってしまい、それほど新鮮みのある結論が出てきていないのが残念。私たち読者へのアドバイスコーナーもあるとはいえ、薄味さは否めないなあ。とはいえ、人の性格や能力など、後天的な要素については脳の作りが大きな影響を与えていることが、近年の脳ブームで出回っていただけに、知識として持っていて損はないかも2013/06/13

キムチ27

8
小説家が「歴史を見てきたように書く」ネタとでもいうような展開だった。脳学者板倉氏へ質問を投げかけ、性格を分析している。読み物として純粋に楽しめた。時代小説・・特に個人を特定した小説を読み続けると洗脳されそうで、最近は避けている(感化され易いから)歴史的事実は「本人は歴史の評価を知らない」であり、そう思うと本人の想いは推測どころか誇張ともなりかねない小説。この1冊はそこを突いてか、エビデンス的に楽しい(大げさかな)

たなぼう

1
脳の視点から戦国武将を見た面白くためになる本。2020/03/01

かみや

1
あの戦国武将はあの行動から脳のはたらきはこうだったのではないかという、簡単な図付きの対談で、戦国武将を題材にしているけれど、現代を生き抜くにはこういう脳を持つと良いという助言風味。少々(いや大分?)極端ではありますけれども。ただ、あの武将はこういう脳だったんだ!というよりは、この武将のように決断力を持つにはとか、人望を得るにはとかそんな場面を現代に当てはめてみて今ある悩みに立ち向かう術の一端にする本です。2012/04/10

たこやき

1
伝聞だけで、「この人の脳は、こうだった」という時点で、殆ど信頼できないのだが、本書の場合、戦国武将について津本氏が断片的に、主観たっぷりで語り、それを聴いた板倉氏が「この武将の脳はこう」と言うのでますます信頼できない。家康は、幼い頃から人質生活を続けていたから、並外れた忍耐力があった(それを司る前頭葉が発達していた)なんていうけど、幼い頃、人質だった武将、大名なんて山のようにいる。こんなのは、ただの後付である。そういう形の内容で、評価できない2010/07/07

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