子どもの感性が磨かれる社会科の学び―共感し合える学級をつくり、どの子も輝く授業をつくる!

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子どもの感性が磨かれる社会科の学び―共感し合える学級をつくり、どの子も輝く授業をつくる!

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491054384
  • NDC分類 375.312
  • Cコード C3037

出版社内容情報

共感し合える学級をつくり、どの子も輝く授業をつくる!
「~のはずなのに、なぜ?」という問いが生まれるとき、子どもの追究意欲はとめどなくあふれ出す!
子どもの感性をはたらかせ、認識(予想や既習知識)とのズレを生み出すノウハウ満載!

本書の概要


授業を通じて子どもの心が解放され、感性が磨かれると、子どもは教材や学級の仲間と豊かにかかわり合うことをよりいっそう求めるようになり、心から学びをたのしむようになります。こうした授業や学級をどうつくっていけばよいかは、いつの時代もむずかしい課題です。
そこで本書は、子どもの感性が磨かれる社会科授業づくりを通して、この古くて新しい課題を解決する手立てを提案します。

本書からわかること


教師の言葉が子どもの心に響く関係性をつくる
年度当初にまず行うべきは、教師である自分の個性を子どもたちに知ってもらう、その存在を認めてもらう、できれば価値づけてもらうことです。
本書では、そのための方法を紹介しています。

お互いの考えをつなぎ合おうとする学ぶ集団をつくる


毎日を共に過ごす仲間の一人として、自分以外の他者に思いを馳せ、多様な他者を価値ある存在として受け止め、自分自身も認めてもらえる関係性のなかで学び合えてこそ、子どもは学習を自分事にします。そのために必要となる考え方が「一人一人の子どもの成長の見取りと価値づけ+個と個をつなぎ、学級集団を鍛える」ことだと本書ではとらえています。
本書では、そのために必要なことはなにか、どのようにして学ぶ集団をつくっていけばよいかを紹介します。

「よい授業」は、子どもたちとイメージを共有できてはじめて現実になる


教師であればなにかしら、自分の理想とする授業像をもっていると思います。それに対して子どもたちはどうでしょう。たとえば「4年生のときの社会はたのしかった」などと思い出として語ることはできても、具体的になにが自分にたのしさをもたらしてくれたかまで明確にイメージしているわけではありません。
こうしたことから、「よい授業」のイメージを子どもたちと共有することを重視しているのです。

「~のはずなのに、なぜ?」という問いが生まれる社会科授業をつくる


子どもたちが本気で学んだことが、実は物事の一つの側面にすぎないことに気づいたとき、それまでに学んで得た理解を「深い理解」に導く「なぜ?」が生まれるのです。
本書では、そのような問いが生まれるにはどのような手立てが必要かを紹介します。

こんな先生におすすめ


・社会科授業で子ども一人一人が活躍できる場をつくりたいと考えている先生方
・社会の仕組み理解にとどまらず、子どもたちが自ら社会的事象の特色や意味理解に近づこうとする授業をつくりたいと考えている先生方

内容説明

~のはずなのに、なぜ?という問いが生まれるとき、子どもの追究意欲はとめどなくあふれ出す!

目次

序章 子どもが感性をはたらかせるということ(私たち教師が担う役割;教師が子どもに与えられるかもしれないこと;社会科に目覚める;学び合える集団づくり)
第1章 子どもの感性がはたらく学級をつくる(学級開き―期待と不安の入り交じった出会い;教師である自分の個性をまず知ってもらう;「みんなで決めた」という喜びと責任感を分かち合える学級の目標づくり ほか)
第2章 子どもの感性が磨かれる社会科授業をつくる(子どもと教材とのかかわり;切実感や必要感のある学び;社会的事象との出合わせ方―問題意識を醸成し見通しをもたせる ほか)

著者等紹介

河原秀樹[カワハラヒデキ]
北海道教育大学附属札幌小学校主幹教諭。昭和57年札幌市生まれ。平成16年より札幌市内で小学校教諭として勤務。平成28年から北海道教育大学附属札幌小学校教諭として勤務。令和5年より現職。北海道社会科教育連盟、日本社会科教育学会所属。北海道各地や全国で、子どもの問いを大切にした社会科の学びについて実践発表を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jotadanobu

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タイトルの「感性を磨く」という言葉に惹かれて読了。感性とは?磨くとは?感性を磨くとは?読了後に何か残ったものがあるかと言われると難しい。タイトルに載るような重要なキーワードを、本文でいかにして伝えていくか。難しいなと感じた。2025/03/09

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