出版社内容情報
謎めいた殺人事件は世間の耳目を集める。被害者が若い女性で、凶悪な暴力の犠牲となったとあれば、人々の注目は高まる。手がかりを追って、〈真実〉という確固とした断片を集めていけば、謎は解明され犯人は逮捕される。本書に収録した事件は公式の情報をもとに、多数の若い女性が殺害された事件を再現したものである――MWA賞受賞のジャーナリストが実在の事件を題材に、誠実な調査と真摯な筆致で描き出す十の事件簿。
内容説明
ニューヨークの花嫁学校の寄宿舎で、幸せな結婚を前に謎の死を遂げた良家の子女。彼女の遺体からは多量のモルヒネが検出された―「ボルジアの花嫁」をはじめ、女性が犠牲となった10の事件について丹念に調査を重ね、扇情に走ることなく、被害者と加害者と遺族、刑事たちの真の姿を誠実に描き出す。MWA賞受賞のジャーナリストによる出色の犯罪ノンフィクション、本邦初訳。
目次
ボルジアの花嫁
ランベスの毒殺魔
死の部屋
殺人の契機
青髭との駆け落ち
サラ・ブリマー事件
死のタンゴ
6か9か
彼女が生きているかぎり
絞殺された女
著者等紹介
ボズウェル,チャールズ[ボズウェル,チャールズ] [Boswell,Charles]
1909年アメリカ合衆国ヴァージニア州生まれ。ヴァージニア大学に通ったのちニューヨークへ移る。犯罪捜査に興味を持ち、7年以上にわたり保険金詐欺を扱う私立探偵社に勤務し、調査を実地に学んだ。また、10年以上にわたる雑誌の記事執筆歴がある。1955年、ルイス・トンプソンとの共著The Girl with the Scarlet BrandでMWA犯罪実話賞受賞。1982年没
山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yumiko
こばまり
星落秋風五丈原
くさてる
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん