第三帝国の興亡〈3〉第二次世界大戦

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  • サイズ B6判/ページ数 538p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488003784
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0022

内容説明

1939年の夏、世界に衝撃が走った。長年の敵対関係から一転して、ドイツがソ連と不可侵条約を締結したのである。それからわずか九日後、ヒトラーはポーランド侵攻作戦“白”を発動させ、ドイツ軍はワルシャワを目ざして進撃を開始する。以後約六年にわたる世界大戦が勃発したのだ。ヒトラーが不倶戴天の敵スターリンと手を結ぶに至った経緯とは。なぜ英仏をはじめとする諸国は、ヒトラーの野望を食い止められなかったのか。膨大な資料と豊富な取材経験を駆使してナチス第三帝国の全貌を描き上げる、第一級の歴史ノンフィクション。

目次

第3部 戦争への道(承前)(ポーランドの番;ナチ‐ソヴィエト条約;平和の最後の日々;第二次世界大戦はじまる)
第4部 戦争―初期の勝利、そして転機(ポーランドの滅亡;西部の坐り込み戦;デンマーク、ノルウェーの征服)

著者等紹介

シュナイダー,ノルベルト[シュナイダー,ノルベルト][Shirer,William L.]
1904年シカゴ生まれ。ジャーナリスト、歴史家。コー大学卒業後、渡欧。『シカゴ・トリビューン』紙の特派員などを経て、CBSのヨーロッパ支局長に。ドイツのオーストリア併合など、数々の歴史的事件の報道に携わる。1940年、戦況の悪化に伴ってアメリカへ帰国し、自身の経験をもとにしたベストセラー『ベルリン日記』(筑摩書房)を発表。1960年に発表した『第三帝国の興亡』では全米図書賞を受賞する。1993年没

松浦伶[マツウラレイ]
1936年島根県生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。雑誌・書籍の編集者を経て、翻訳に従事。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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uni

2
犬猿の仲のスターリンと独ソ不可侵条約及びその秘密議定書を締結したヒトラーはついに1939年9月1日ポーランドへと侵略。数日後、英仏がドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が勃発。驚きなのはイタリアのムッソリーニが直前までミュンヘン会談のような機会を設けようと苦心してたこと。しかしこの初戦のポーランド侵攻での実際の勝者はスターリンではないだろうか。直接的に軍隊を動かすまでもなく、独ソ秘密議定書により、ソ連はポーランド半分とバルト諸国を手に入れ尚且つドイツが手に入れたかった資源の供給路も確保したのだから。2013/08/05

ゆずこまめ

1
ならず者の要求は少しでも聞き入れたらダメだとわかった。弱い者を犠牲にして自分達を守ろうとしてもダメなことも。ならず者は少しでも譲ればもっと手に入るものがあると思ってしまう。2021/07/03

takao

1
ふむ2020/11/18

ビタミン

0
★★★☆☆2015/07/14

ヤマダ キヨシ

0
☆☆☆2013/08/19

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