科学予測は8割はずれる―半日でわかる科学史入門

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科学予測は8割はずれる―半日でわかる科学史入門

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487805150
  • NDC分類 402
  • Cコード C0040

出版社内容情報

福島第一原発事故という災害に直面し、これから「科学」とどう向き合えばよいのか。その答えを歴史のなかから見つけよう。

福島第一原発事故という災害に直面し、これから「科学」とどう向きあえばよいのか。
その答えを歴史の中から見つけよう。
その起源から相対性理論・量子論まで。
人気のサイエンス作家が縦横無尽に書き尽くす。

内容説明

科学はこれからどこへ向かうのか?福島第一原発の事故を経験した日本人に、新たな「歴史」の視点を提示する。サイエンス作家・渾身の書き下ろし。

目次

第1章 そもそも「科学」とは何か?―その起源と3大哲学者
第2章 科学と宗教は対立している、という「説」について―科学の“本当”のルネサンス
第3章 科学は爆発だ!―日本で科学が人気のない理由
第4章 ノーベル賞の世紀―相対性理論、量子論…現代に至る道すじ
第5章 なぜ科学技術は色あせたのか?―現在の「科学」の問題点
科学予測は8割はずれる(加藤茂生×廣野喜幸×竹内薫)

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
サイエンス作家。東京大学・マギル大学大学院卒。理学博士。「たけしのコマ大数学科」(フジテレビ系)、「サイエンスZERO」(NHK Eテレ)の解説など、さまざまなメディアで科学の面白さや奥深さを伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文章で飯を食う

8
科学史の本。根っこでは無く、果実だけを輸入してきたために、本当の意味で科学が根付いていないことがわかった。簡単な物ならいいが、原発のような物では、一から研究しなかったことが、命取りになる。民主主義とか権利とか自由とか、根本から考え直さなくては。2015/10/04

akane

6
図書館の中高生コーナーで借りた。こういう本を先生から勧められることなく自ら借りる中学生は、さぞ成績が伸びるだろうなあ。相対性理論の項で 「机の上にある鉛筆だってエネルギー(位置エネルギー=重力)をもっている」 という文を読んだときは、なんて興味を引き出しやすい語り口だろうと思った。アインシュタインのすごさや親しみやすさを、こんなに間近に感じさせてくれる本は初めてだった。また、科学は人間の理性(論理)が守備範囲、宗教は人間の感情を受け持ち、両者は現代でも両立可という著者の解釈も新鮮。いつか再読したい。2018/01/01

Riko

5
タイトルのイメージとは違ったけど、科学史がコンパクトに纏まってて面白かった。科学という言葉は百科の学、すごく細分化された学問だと明治の日本人は感じた、というのを初めて知った。図書館で借りた。2020/11/11

鬼山とんぼ

4
読者にこれは軽い読み物だよと示唆しているタイトルだが、それはそれで構わないと思う。内容とは関係ないが、重いタイトルだったら読まなかっただろうし、読んだ後にこれはいい本だなと思えたから。高校の世界史で習ったのとは段違いのリアリティーで科学史上の偉人たちの軌跡が手短かにまとめられており、久々に「きょーよー」というやつに接近できたかなと思えた。日本でサイエンス系新興企業が生まれにくい法制度上の弱点や原発の問題など、科学の社会的、政治的な接点もよく押さえてあると思った。2017/08/25

ペカソ・チャルマンチャイ

4
内容とタイトルが全く合っていない。本を売るためにはタイトルが大事だというのはわかるが、これじゃあ詐欺だな。2015/08/11

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