妖精学大全

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  • サイズ A5判/ページ数 477p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784487791934
  • NDC分類 388.036
  • Cコード C0098

内容説明

英国・アイルランドを中心に、ヨーロッパの民間伝承やケルト神話に登場する、この世ならぬ存在=妖精の約300種について幅広く解説。妖精の起源、分類、行為、性質などを語り、古代から現代に至るヨーロッパ人の想像力、自然に対する畏敬の念を探る。中世ロマンス、シェイクスピア、ロマン派詩人、『不思議の国のアリス』、『ピーター・パン』、『指輪物語』から「ハリー・ポッター」などファンタジー文学までを語る、ユニークな文学史。ペイトン、フィッツジェラルド、ラファエル前派、ラッカムなど、今注目の妖精画の画家と作品を初めて解説。

目次

第1章 妖精一覧
第2章 ケルトの神々と風習
第3章 キリスト教とギリシア・ローマ
第4章 妖精の起源と人間との関係
第5章 妖精関連項目
第6章 妖精の文学
第7章 創作芸術
付録

著者等紹介

井村君江[イムラキミエ]
明星大学名誉教授・福島県金山町妖精美術館館長・うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。栃木県に生まれる。1965年、東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。Cambridge,Lucy Cavendish CollegeのVisiting Scholar(1977~79、1982)、Oxford,Magdalen CollegeのVisiting Scholar(1997~98)、Kingston Uni‐versityのLecturer(1998)、早稲田大学講師、鶴見大学・明星大学教授を歴任。イギリス・フォークロア学会終身会員、イギリス児童文学会顧問、日本ワイルド協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ジョン

9
大全の名にふさわしく、主要な妖精からマニアックな妖精まで網羅した珠玉の一冊。図書館で借りたんだけど、欲しくなっちゃった。アマゾンで中古の値段みたら、最低一万円……。うーん、迷いどころ。完全に趣味の本だから出してもかまわないけど、周りになんて言われるか。困っちゃう(笑2017/07/29

マルチーズ署長

1
タイトル通り、妖精の辞典。聞いたこともない妖精まで各種取り揃えています。妖精だけではなく、妖精の出てくる書籍、モチーフにした美術品なども掲載。かわいい妖精よりも、醜く意地悪だったり害をなす悪い妖精の方が多い感じ。親が子供を戒める時に語られていたせいでしょうか。昔の人は妖精の名前を言うと悪いことがあるかもしれないから本当の名前は呼ばなかったりしたそう。ヴォルデモートみたいな扱いだったのですね。2021/12/21

メロン

1
井村君江さんの、30年にわたる研究の末の本、妖精について事典的に利用している。

なるとん

1
妖精に関する多くのことが、単に妖精のことのみ限らず、ケルト、文学、画家、など多岐にわたって紹介されている、手元に置いておきたい本。いつか。とにかく妖精のことに関して調べたい、というときに役立つと思います。2011/04/30

 

0
★★★★☆ これ一冊読めば妖精の大体の事は分かるかと2011/01/28

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