海洋考古学入門―方法と実践

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海洋考古学入門―方法と実践

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  • サイズ B5判/ページ数 176p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784486021711
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C1020

出版社内容情報

海の利用や水上・水辺での活動の痕跡や、海洋環境での人類の歴史を研究する海洋考古学。本書では3部に分け研究事例と成果を解説人類の海洋環境への適応の歴史、あるいは海の利用や水上・水辺での活動の痕跡を考古学の方法を用いて研究をする海洋考古学。

本書では「海事・水中考古学」・「島嶼・沿岸考古学」・「動物考古学」の三部に分け、研究事例とその成果について解説する。


序章

海洋考古学の定義/本書における各部の構成と内容/これからの海洋考古学とその将来

第1部 水中・海事考古学

第1章 水中考古学と海事考古学

水中考古学概論/日本水中考古学



第2章 沈没船遺跡とアジア海域史

船と海域史/海域と考古学/海域史と沈没船遺跡



第3章 史跡沈没船と水中文化遺産の保護

中世ヴァイキング船からメアリーローズ号,ヴァーサ号,オランダ東インド会社バタヴィア号/水中文化遺産の概念と成立



第2部 島嶼・沿岸考古学と民族考古学

第4章 海から見た人類の進化と歴史

アフリカ大陸における初期人類の海洋適応/原人による出アフリカと海洋適応/旧人・新人の出現と新たな海洋適応/新人による出アフリカと世界への拡散/環太平洋圏における新人の拡散と海洋適応



第5章 島嶼と沿岸考古学

島嶼・沿岸考古学のテーマ/日本における研究事例/台湾・東南アジア島嶼部の研究事例/オセアニア海域の研究事例/島嶼・沿岸考古学から文明論へのアプローチ



第6章 海域アジアにおける海民の過去と現在

海域アジアの海民たち/海域アジアにおける海民の出現とその歴史/東南アジア海域の海民:その過去と現在/東アジア海域の海民:その過去と現在/海民研究の視座と未来



第3部 動物考古学

第7章 動物考古学からみた海と人の歴史

動物考古学はどのような分野か/動物遺存体の資料化/東名遺跡にみる縄文時代早期の漁撈?微小な魚骨・耳石を採集する意義/まとめ



第8章 年史時代の奈良盆地における海産物利用

唐古・鍵遺跡と海産物/唐古・鍵遺跡の魚類遺存体の特徴/弥生時代以前と以後/まとめ



第9章 近世の海産物利用

兵庫津における漁業と海産物利用/大阪の魚市場/京都の屋敷における水産物利用/まとめ

終章/索引


木村 淳[キムラ ジュン]
著・文・その他/編集

小野 林太郎[オノ リンタロウ]
著・文・その他/編集

丸山 真史[マルヤマ マサシ]
著・文・その他/編集

目次

第1部 水中・海事考古学(水中考古学と海事考古学;沈没船遺跡とアジア海域史;史跡沈没船と水中文化遺産の保護)
第2部 島嶼・沿岸考古学と民族考古学(海から見た人類の進化と歴史;島嶼と沿岸考古学;海域アジアにおける海民の過去と現在)
第3部 動物考古学(動物考古学からみた海と人の歴史;先史時代の奈良盆地における海産物利用;近世の海産物利用)

著者等紹介

木村淳[キムラジュン]
フリンダース大学大学院博士課程修了。博士(Doctor of Philosophy)。マードック大学アジア研究所研究員、シカゴ・フィールド自然史博物館研究員を経て、東海大学海洋学部海洋文明学科特任講師

小野林太郎[オノリンタロウ]
上智大学大学院外国語学研究科・地域研究専攻修了。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員(国立民族学博物館)、日本学術振興会海外特別研究員(オーストラリア国立大学)等を経て、東海大学海洋学部海洋文明学科准教授

丸山真史[マルヤママサシ]
京都大学大学院博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。奈良県立橿原考古学研究所嘱託職員、奈良文化財研究所客員研究員、京都市埋蔵文化財研究所職員を経て、東海大学海洋学部海洋文明学科特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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日本において教科書的な役割を果たせるようにと作られた本。水中遺跡や沈没船のみならず沿岸地域、河川、港やその他水域に関わる建造物、漁具、水棲生物などと人との関わりを対象とする学問で、本書の内容もこういったものを扱った内容となっています。 本書を読むと確かに今まで何気なく水中考古学といっていたものが海洋考古学と言った方がしっくりくるように感じられます。まだ陸上の考古学より遅れた感があるものの、今後さらに発展すれば陸上と水域の考古学が互いに補完的な関係になっていくことが期待されます。2019/01/24

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