内容説明
なぜ琉球の蝶ツマグロヒョウモンは北をめざしたのか?分布の北進と擬態の謎をめぐるサイエンスミステリー。
目次
第1章 地球温暖化と亜熱帯性生物の北進(地球温暖化;最近分布が北進した虫たち ほか)
第2章 ヒョウモンチョウとは?
第3章 擬態をめぐる議論(ベーツ氏擬態;ベーツ氏擬態の進化―琉球のシロオビアゲハ ほか)
第4章 愛知県のツマグロヒョウモン(名古屋市・日進市での生活史;ツマグロヒョウモンの愛知県への進出と普通種化 ほか)
第5章 ツマグロヒョウモンをめぐる大崎直太氏の見解と私の考え
著者等紹介
伊藤嘉昭[イトウヨシアキ]
理博。1930年東京に生まれる。1950年東京農林専門学校農学科卒業。現在、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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