出版社内容情報
宗教学者に聞いてきた、この世にサヨナラするときのいろんなこと!クリハラタカシのイラストを添えて、死を身近に考える。あのひとが死にました。夢に出たんです。死ぬのはこわいですか? いい死に方はありますか? 臓器をあげれば生き続けられますか?
知人が大切な人を亡くしたときどうすればいいか? 地獄より天国のほうが歴史的に新しい? 「ご臨終です」のタイミングは将来的に変わるのか? 自殺は悪いことなのか? では、尊厳死は認めてよいのか? など人生100年時代の死に関する素朴な疑問を多数取り上げ、宗教学者の視点でやさしく解説。
? となりの死
1. 死ぬのが怖いのは、なぜ?
2. 人はいつ、死ぬの?
3. 死んだら、どうなるの?
4. 死ぬとき、何が見えますか?
5. 亡くなった人と会えますか?
6. 死んだら天国とか極楽に行くって、本当?
7. 幽霊はいるのですか?
8. 60年前にあの世を信じない人が多かったのは、なぜ?
9. 幽霊を見てしまったら…?
10. 幽霊が見える人と見えない人がいるのは、なぜ?
11. 幽霊を見たら、どうすればいい?
12. あの世って、どんなところ?
13. いつか永遠の生命も現実になる?
14. 死んだ人が生き返る?
15. クローンは危うい生命?
16. たたりって、あるのでしょうか?
? 誰かの死
17. 親しい人や家族を亡くして悲しいのは、どう癒せばいい?
18. 家族を亡くした人にしてあげられることは?
19. あの人が死んで、わたしは生きている…いいのかな?
20. 友だちに「死にたい」っていわれたけど…?
21. 自殺は悪いこと? 生命は誰のもの?
22. 小説やドラマの「心中」は、死を美化していませんか?
23. 大事なペットの死…どう供養すればいい?
24. 動物たちは死を考えるの?
25. 食われて死ぬ恐怖って…?
26. 死んだ人の魂が見守っているって、本当?
27. 死んだ人が夢にあらわれた…これってどういうこと?
28. 亡くなった人の気配を感じたら?
? 自分の死
29. 自分がいつか死ぬなんて、想像できませんが…?
30. 余命宣告されたら、何をしたらいいんだろう?
31. けっきょく死んだら、みんな同じ?
32. いつか死ぬなら、何をしてもいいんじゃない?
33. 良い死に方と悪い死に方って、あるんですか?
34. 苦しまない死に方は、ありますか?
35. 神様には、どんな力があるの?
? 巷の死
36. 臓器提供した身体の一部は、ずっと生きている?
37. かっこいい死に方って、あるの?
38. 主人公の死はタブー?
39. 生命を選んでいいのでしょうか?
40. お地蔵さんがあちこちに…なぜ?
41. 焼身供養って何ですか? 自殺とは違うの?
42. 遺体を探し続けるのは、日本人独特のこと?
43. 仏って、何でしょう?
44. 亡くなった場所に、魂はあるの?
44+1. 「生」とは、何ですか?
正木晃[マサキアキラ]
著・文・その他
クリハラタカシ[クリハラタカシ]
イラスト
内容説明
終わりあればこそ、生きている実感が湧いてくる。日常に点在するさまざまな「死」を通して、「生」の意義を考える、宗教学者の蘊蓄あれこれ。
目次
1 となりの死(死ぬのが怖いのは、なぜ?;人はいつ、死ぬの? ほか)
2 誰かの死(親しい人や家族を亡くして悲しいのは、どう癒せばいい?;家族を亡くした人にしてあげられることは? ほか)
3 自分の死(自分がいつか死ぬなんて、想像できませんが…?;余命宣告されたら、何をしたらいいんだろう? ほか)
4 巷の死(臓器提供した身体の一部は、ずっと生きている?;かっこいい死に方って、あるの? ほか)
著者等紹介
正木晃[マサキアキラ]
1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授等をへて、現在、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学、とくに日本密教・チベット密教
クリハラタカシ[クリハラタカシ]
1977年、東京都生まれ。マンガ、イラストレーション、絵本、アニメーションなどを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。