ちくま文庫<br> 難民高校生―絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

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ちくま文庫
難民高校生―絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480434210
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

自殺未遂、DV、リストカットを繰り返す仲間たちとともに、渋谷で毎日を過ごしていた著者が、居場所を取り戻し、NPOを立ち上げるまで。解説 小島慶子

仁藤 夢乃[ニトウ ユメノ]

内容説明

家庭・学校のつながりを失い、渋谷を彷徨っていた中高時代。やりたいことも夢も失くし、学校を中退。虐待、妊娠、中絶、DV、リストカット、自殺未遂…。私の周りには、そんな子がたくさんいた。ギャル、ヤンキー、引きこもり、被災地で孤立する中高生。かき消されてきた、それぞれの声。やがて人への信頼を取り戻し、居場所づくりを展開するまで。長いあとがきを追記。

目次

第1章 私が「ダメな子」になったわけ
第2章 希望を失う若者たち
第3章 私を変えた外の世界
第4章 被災地で出会った中高生のリアル
第5章 町の小さな高校と和菓子屋さんの挑戦
第6章 若者が夢や希望をもてる社会をつくるには

著者等紹介

仁藤夢乃[ニトウユメノ]
1989年生まれ。一般社団法人Colabo代表。中学生の頃から路上をさまよう生活を送り、高校を2年で中退。ある講師との出会いをきっかけにボランティア活動を始め、明治学院大学に進学。東日本大震災後、「Colabo」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Lumi

23
この本は大人も、中高生も大学生も読んだ方がいい。私は田舎の高校生だったから東京の女子高生にはこんな事も起こるのか、こんな生活をする人もいるのかと衝撃を受けた。でも、私の地元には渋谷のような場所はないけれど「『パパ活』をしている人がいるという」のは聞いたことがある。地方でも都会でも難民高校生はいる。私も高校生の時に大人に絶望した経験があるし、大人に対して期待しない方がいいと学んで、今もそう思っているから、共感できる部分が多かった。私がだめになりそうな時に踏みとどまれたのは母のおかげだと思う。2018/07/04

かめぴ

15
確かにこういう生き辛そうな子いたなぁ、と中高生の時を思い出す。反抗期はあったものの、ここまで反抗すると後が大変だし…なんて考えないのか刹那過ぎるとも思うし、分かるんだけども何かもどかしいと思う。ただ先生って、教師同士イジメみたいな人たちもいるから期待しない方が賢明かも。。著者の難民高校生からの現在が凄いので、読んで良かった本でした。親としても色々考えさせられる。2019/12/15

スイ

13
仁藤さんとColaboは以前から尊敬して応援しているのだけど、仁藤さんがここに至るまでのことは知らなかった。 仁藤さんと友人たちのギリギリの日々。 被災地の中高生とのやり取り。 胸が痛くなりながら読んだ。 若者の問題、家庭の問題、などと切り離しちゃだめだよね、社会の問題だ。 「「子どもの頃になりたくなかった大人」より、「こんな大人がいたらよかったな」という大人になって、誰かに「あんな大人になりたいな」とか「こんな大人がいてくれてよかった」と思ってもらえたら、幸せではないだろうか。」 頭に置いていたい。2022/01/05

Yukiko

12
少女時代、学校にも家庭にも居場所がなくて、渋谷で当てもなく過ごしていた著者が、高校中退したあとの思いがけない出会いから、大人を信じられるようになり、大学進学、東日本大震災の東北の高校生とのコラボ、さらに少女を性被害、虐待から救う活動をするようになった。 「出会いは、創造」という言葉が印象に残った。 中高生時代はニャーニャーと語尾につける「猫語」しかしゃべれなかったというけれど、表現力がある。これが、出会いを創造の場に変える秘訣なのかもしれない。希望が湧いてくる。おすすめ。2018/11/04

ジュリアンヌ

12
『女子高生の裏社会』を読んで、私もなにかしたいと思った気持ちを消化しきれないまま一年が経って、たまたま文庫が目に付いたので購入しました。「私だから」できることをやっていこう。子どものとき、高校生のとき、若者の今、いたらいいな、と感じた大人になろう。、2016/12/26

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