ちくま文庫<br> 初代竹内洋岳に聞く

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ちくま文庫
初代竹内洋岳に聞く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 525p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480430816
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0175

出版社内容情報

日本人初、8000m峰14座完全登頂を達成した竹内洋岳。生い立ちから12座目ローツェの登頂に成功するまでを描き、その魅力ある人間性に迫る。

内容説明

標高8000メートル以上の山は世界に14座。そこは酸素が平地の3分の1、平均気温はマイナス35℃、ジェット機が飛行する高さだ。そんな8000メートル峰に挑み続け、日本人で初めて14座完全登頂を成し遂げた竹内洋岳。10座目のガッシャブルム2峰で雪崩に遭い腰椎を骨折、瀕死の重傷を負うという大事故を乗り越え、12座目ローツェに登頂するまでを描き、その魅力ある人間性に迫る。

目次

少年時代
山へ
初の海外遠征「シシャパンマ」
日本山岳会「マカルー登頂」1995年
エベレスト、K2継続登山
波瀾の期間
新たな登山
豊かな友人たちとの山行き
ガッシャブルム2 雪崩
再び14座を目指して
G2へ持っていった道具
継続でブロードピーク
12座目、ローツェ登頂

著者等紹介

竹内洋岳[タケウチヒロタカ]
1971年生まれ。東京都出身。プロ登山家(ICI石井スポーツ所属)。立正大学客員教授。高校、大学の山岳部で登山を始め、20歳でヒマラヤ8000メートル峰での登山を経験。その後17年にわたりヒマラヤの峰々に挑戦、2012年5月26日、ダウラギリ(8167メートル)に登頂、日本人で初めて8000メートル峰14座完全登頂を達成

塩野米松[シオノヨネマツ]
1947年、秋田県出身。作家。聞き書きの名手。職人や漁師、登山家など、その対象は幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

71
登山家竹内洋岳へのロングインタビュー。日本人初の8000メートル峰全14座を制覇したアルピニストと聞くと、超人のイメージがあるのだが、彼の語りにそのようなことは感じられない。だが、彼が語る山への想いは熱いものがある。名誉とか記録の為ではなく、山が好きだから登る。登山スタイルが、極地法から、個人的なアルパインスタイルへと変わっていく点も興味深い。ガッシャブルムIIで雪崩に遭い、肺を潰し背骨と肋骨を折る重症を負うが、それでも背骨にシャフトを入れた状態で、再挑戦して登頂を果たす。やっぱり超人だ。★★★★2017/01/27

hatayan

46
日本人で初めて8000m峰14座に登頂した登山家の生い立ちをインタビューの名手が聞き書き。 10座目のガッシャブルムII峰で雪崩に遭遇。肺を潰し背骨を折る瀕死の重傷を負い、仲間は遭難。怪我をした身体を完全に元に戻すのではなく、今の状態に慣れて使いこなす。8000mの地帯は死が身近にあるゆえに、危険を避けて臨むことができる。地道なリハビリを乗り越えて翌年に再挑戦、見事雪辱を果たします。 雪崩で助かったのは運ではなく、それを考え続けることが仲間を想うこと。軽妙な語り口に見え隠れするひたむきさが心を打ちます。2020/05/12

gonta19

46
2013/7/13 Amazonより届く。 2014/6/4〜6/21 プロ登山家 竹内洋岳さんの生い立ちから超8000mの14座を目指す「14プロジェクト」を立ち上げたいきさつなど、聴き手の塩野米松さん相手に語った内容がまとめられている。この本の初出出版時には、12座に成功していたが、その後無事14座登頂に成功している。ガッシャブルムII峰で雪崩に巻き込まれ重傷を負いながらも、背骨をシャフトで固定したまま、翌年再チャレンジして成功するなど、山への半端ない情熱が胸をうつ。 しかし、竹内さんの物事に対す2014/06/21

ほんまる

15
この精神は、すごい。かっこいい人生論2017/03/23

ランフランコ

12
インタビューに答える形式で書かれてますが、非常に面白い興味深い話ばかりだ。登山家の本は大体その登攀そのものにスポットライトが当たっているが、本作は全然違う。もちろん登攀の部分も大いにあるが、それ以外の部分が非常に面白い。大学山岳部のしがらみであったり、仕事の問題であったり、山での人間関係であったり、道具であったり、初耳な話てんこ盛りでこれは一読の価値ありですよ。2020/07/14

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