出版社内容情報
『スモール イズ ビューティフル』のシューマッハー最後の書。地産地消を軸とする新たな経済共同体の構築を実例をあげ提言する。
内容説明
『スモール・イズ・ビューティフル』の著者シューマッハーが、その思想を受け継ぎ、社会を変えていこうと志す者のために残した、希望あふれる遺言。人々が物心ともに充実した生活を営むために、化石燃料や原子力に依存する経済活動・生活様式に別れを告げ、地産地消を軸とする暮らしに立ち戻ることを訴える。その具体的な方策として、本書では、産業構造を人間の身の丈にあったレベルに戻す「中間テクノロジー」の研究や、企業を共同所有化する試み、田畑を無理なく順次有機農園に変えていく「救命艇」方式など、生前著者が行ったユニークなプロジェクトが数多く報告されている。
目次
1 ひとつの時代の終焉
2 人間の身の丈にあったテクノロジー
3 みずみずしい未来を予見する
4 適正な所有と行動の様式
5 よき仕事への教育
6 宴は終わった
意義ある仕事への道標(ピーター・N・ギリンガム)
著者等紹介
シューマッハー,エルンスト・フリードリヒ[シューマッハー,エルンストフリードリヒ][Schumacher,Ernst Friedrich]
1911‐77年。ドイツ生まれの経済学者。ボン大学でシュンペーターに、ケンブリッジ大学でケインズに学ぶ。エコロジカルな経済学者の先駆者として、『スモール・イズ・ビューティフル』をはじめその著書は、全世界のエネルギー政策に携わる政治家や、官僚、運動家に読みつがれてきた
長洲一二[ナガスカズジ]
1919‐99年。横浜国立大学教授を経て、75年から95年まで、5期20年間にわたり神奈川県知事を務めた
伊藤拓一[イトウタクイチ]
1928年生まれ。元アメリカ大使館国際交流局勤務。翻訳家。ドラッカーや、ガルブレイス、ライシャワーなどの翻訳を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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