出版社内容情報
地方の味方は誰か。どうすれば地域産品を開発、ブランド化できるのか。ふるさと納税にふるさとへの思いはあるか。マーケティングの視点から立ち上がる秘策とは。
内容説明
独自データとマーケティングのメソッドから導かれる「地域の振興」と「地方間の共同性構築」の方法。ふるさと納税は地方の活性化、支援のためにスタートした制度だが、本来の目的を裏切る結果をもたらして、いまや無責任な有権者による「税金のムダ遣い」を招きかねない制度となっている。一方で地域の特色を生かして独自にブランド化、ビジネスを成功させて、地域社会の発展に大きく貢献している地方企業もある。うまくいく地域産品は何が違ったのか。地方の価値を高め、地域を活性化する秘策は、ここにある!
目次
第1章 ふるさと納税にふるさとへの思いはあるか
第2章 地方の味方は誰か―地域産品を選ぶターゲット層
第3章 地域ブランドの価値を高める―価値向上起点の転回
第4章 地域固有の記憶を紡ぐ―地域ブランド知識の形成
第5章 地域間の気持ちをつなぐ―持続的な関係の形成へ
第6章 マーケティングで地域を結ぶ、活性化する
著者等紹介
岩永洋平[イワナガヨウヘイ]
1963年長崎市生まれ。シンクタンクなどを経て、広告会社のADKに勤務。法政大学地域研究センター客員研究員。大手企業のほか地方の中小企業、公共団体などのブランド戦略、コミュニケーション開発、事業計画策定、R&Dを担務する。研究では地域商品のマーケティング、サプライチェーン、地域間連携などが専門領域。サラリーマンと研究者の二足のわらじで、地方の活性化を支援している。地域ブランド研究により日本ダイレクトマーケティング学会学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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