ちくま新書
文科系のためのDNA入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480064080
  • NDC分類 464.27
  • Cコード C0245

内容説明

前世紀の大発見にして、今やすっかりお馴染み、わかったつもりになっているDNA。でも、親と子が似るのはなぜか、DNA鑑定は何を特定できるのか、明確に答えられるだろうか。本書では、身近で科学的な疑問に答えながら、卓抜なアナロジーを駆使してDNAワールドを解説。複雑にしてダイナミックなDNAの振る舞いをつぶさに見つめ、さらにその起源にまで迫る壮大にしてエンターテインメントな生物学入門。

目次

第1章 DNAとは何か―どうして親と子は似るのか(遺伝子・DNA・タンパク質;ねじれたDNAと膨潤した核)
第2章 複製するDNA―それはどのように親から子へと受け継がれるのか
第3章 格納されたDNA―DNAは核の中で一体何をしているのか
第4章 人間社会とDNA―それは私たちとどう関わっているのか
第5章 DNA・今昔物語―それはどこからきたのか

著者等紹介

武村政春[タケムラマサハル]
1969年三重県生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。名古屋大学助手、三重大学助手を経て、現在、東京理科大学講師(理学部第一部教養学科)。分子細胞生物学研究、特にDNA複製システムと複製酵素の作用機序を専門とする一方、生物学教育ならびに科学啓蒙の新しい方法を研究・実践。また幅広い趣味の中に妖怪研究があり、生物学とそれを融合させた著書もある。近年、啓蒙科学の新鋭として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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