ちくま新書<br> 日本の雇用―21世紀への再設計

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ちくま新書
日本の雇用―21世紀への再設計

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480056030
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C0233

内容説明

成長の鈍化、円高の進行、人口の高齢化―日本の経済と社会はこれからどうなるのか。情報化社会の進展は雇用をどう変えていくのだろうか。国際経済・労働経済のみならず科学技術にも精通する著者が、メガトレンドの巨きな変化とさまざまなパラダイム転換を視野におさめつつ、21世紀へ向けての日本の雇用・賃金のあり方を明快に説く。

目次

序章 変わる日本の雇用
第1章 日本型雇用制度の特質
第2章 経済環境の激変
第3章 賃金制度の見直しと再設計
第4章 雇用制度の矛盾と改革
第5章 21世紀へ向けての人材活用―8つの提言
第6章 雇用創出と労働政策

著者等紹介

島田晴雄[シマダハルオ]
1943年生まれ。慶応義塾大学経済学部、同大学院、米国コーネル大学を経てウィスコンシン大学で博士号取得。慶応大学経済学部教授。OECD、ILOのアドヴァイザーをつとめるなど、我国を代表する国際的エコノミスト。政府税制調査会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nk

3
雇用の歴史を見るにはすごくいい本でした2017/11/28

がっち

2
日本の雇用の歴史的体系を考えるには良い本だ。日本の雇用はなぜ悪いのか、そして問題点はどこなのかを探すには良い本だと感じる。賃金のダンピングというものや春闘というものがあって今の日本の雇用がある。しかし、グローバル化によってこれが変わるかもしれない。そしたらこれをどうして行くべきなのか。2013/06/12

sr-yama

2
雇用に関する歴史的経過を知ることが、今の雇用の問題点を知り、これからをどうすればいいのかを考えることができる。この本はそれらを知るきっかけになる本。2012/10/01

TiawPai

1
94年発刊の本で懐かしく再読しました。就活はコンテストではなくコミュニケーションと自己分析、大事なものは変わらないと思いました。一点仕事柄、「会社のHP」94年って Windows95もまだ、通信は9.6kの超低速、文字以外はFTPで通信していた時代の凝ったHPってどんなのだったのだろうか?とちょっと疑問に思いました。2018/07/31

1
日本の雇用形態の歴史についてわかりやすく書いてあった。春季賃金上げ闘争ってネーミングはいいね、当時は必死だったろう。敗戦した荒野から今の社会を築き上げてきた世代からすれば今の若者の労働観は理解できないだろう。また、この停滞した経済をこの国が生き延びるには、今後の対策として規制緩和と市場の開放によってより競争させていいものを作り、価格を下げる。ただし賃金は今の水準を維持しておけばよりよく経済はまわるみたいな。。。内容が理解できてない可能性はとても高いのだが、それが出来れば苦労しないのではないだろうか。2011/03/27

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