出版社内容情報
サルは墓にいる。タカはときどき電柱にいる。赤いライトで砂浜を歩くとウミガメの産卵に出会える。 わたしたちの町には思った以上にたくさんの生きものが住んでいる。
内容説明
近所の公園には、びっくりするほどいろんな生きものがいる。フクロウ、ムササビ、ウミガメの産卵、タツノオトシゴだって、ぜんぶ自分の目で見てみよう!全135種!!
目次
1 生きものカメラマン 松橋ならこう見つける!水辺や草むらの身近な生きもの編(ダンゴムシ―ひっくり返したら「あいつ」はそこにいる;ジグモ―細長い巣が目じるしだ! ほか)
2 自然公園職員 清水ならこう見つける!公園の生きもの編(カブトムシ・クワガタ―甘いにおいに誘われて!;コウモリ―翼じゃなくて「大きな手」で飛んでます ほか)
3 鳥羽水族館 杉本ならこう見つける!磯の生きもの編(クラゲ―ビニール袋みたいな見た目;タツノオトシゴ―意外とイケメン? ほか)
4 アクティブレンジャー 木元ならこう見つける!南西諸島の生きもの編(アマミイシカワガエル―穴にひょっこり現れる;ハブ―危険!夜道で出会う確率高し! ほか)
著者等紹介
松橋利光[マツハシトシミツ]
水族館勤務ののち、生きものカメラマンに転身。水辺の生きものなど、野生生物や水族館、動物園の生きもの、変わったペット動物などを撮影し、おもに児童書を作っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
76
著者の松橋利光さんにより「生きものの持ち方」「生きものの飼い方」に続く第三弾。昆虫、爬虫類、両生類その他の生きものの生息場所と見つけ方がオールカラーで紹介されている。探すとなると生きものというのはなかなか見つからなかったりするものだ。逆に思わぬところで不意に出会ったりもする。ヘビ嫌いな人ほどヘビ探しが上手らしい。恐怖心から必要以上に目を凝らすからだそうだ^^ハワイにはヤドクガエルやカメレオンの一部種類が帰化しているという話が気になった。多分ペットの逃げたものか。気候もあうのかな。図書館本2017/09/02
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
地元にいる南の島の生き物の見つけ方が面白かったです。ハブには会いたくないけれど、アマミノクロウサギやアマミヤマシギの見つけ方が参考になりました。先日、アマミノクロウサギの出るスポットを聞いたので、また冬休みに入ったら見に行きたいな。2017/12/03
たまきら
32
へえ!と驚けるネタから、「えっ…常識かと思ってた」まで色々。面白かったけど、ジグモを引っ張り出す女子に引く話にちょっとムッ。自分がそのネタを熱く語って引かれた経験があるからかもしれない…。2022/04/04
ユウユウ
32
あんまり生き物に興味ない子供だったなと改めて思います。正直、爬虫類や昆虫はちょっとぞわぞわしてしまいました。鳥や哺乳類は写真なら大丈夫ですが。一度だけ街中でタヌキにあったことがあったけど、突然だったのでこちらが驚いてしまい、驚いて飛び上がったかどうか覚えてないです。残念。2019/04/19
keith
18
昔、田んぼに小さなカブトガニみたいなのがいたので、何だろうと思ってましたが、カブトエビという生き物だということがこれを読んで分かりました。今はもう生き物なんて見つけて捕まえることなんてありませんが、読むだけで楽しいです。2017/10/01