M&A賢者の意思決定―成功企業に学ぶ4つの基本原則

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478375303
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C2034

内容説明

年々増加の企業買収も、7割が失敗に終わる!ブームに惑わされず、規律ある決断を下すには。M&A、プライベート・エクイティで卓越した実績のベイン・アンド・カンパニーが実践する成功法則はこれだ。日米欧の1700社の調査と豊富なコンサルティング経験から生み出した、M&Aを成功に導く意思決定の極意を、事例とともに紹介。

目次

第1章 企業買収成功の四つの意思決定
第2章 買収のターゲット企業をどう選ぶか
第3章 どの買収案件を締結すべきか
第4章 本当に統合する必要性はどこにあるか
第5章 買収がうまくいかない時に何をすべきか
第6章 M&A成功を実現させる組織づくり
第7章 日本企業はM&Aにいかに対応すべきか
付録 実証研究

著者等紹介

ハーディング,デイビッド[ハーディング,デイビッド][Harding,David]
ベイン・アンド・カンパニーのパートナーで、企業戦略および組織の有効性の分野の第一人者。シンシナティ大学にて経営学士号を取得後、ハーバード大学経営大学院修士課程修了。消費財、小売業、製造業およびサービス業界における世界的な一流企業に成長戦略および株主価値の創造と維持に企業買収が果たす役割についてアドバイスを行っている。特にM&A、デューデリジェンスおよびポストM&Aの統合問題が専門

ロビット,サム[ロビット,サム][Rovit,Sam]
ベイン・アンド・カンパニーの前グローバルM&Aプラクティス・グループのリーダー。2005年5月にスイフト・アンド・カンパニーの取締役会会長兼CEOに指名され、2005年7月にスイフト・オペレーティングとスイフト・ホールディングの取締役となった。食品産業の価値創造戦略における第一人者

山本真司[ヤマモトシンジ]
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド代表パートナー。慶応義塾大学経済学部卒業後、東京銀行に入行。1987年、シカゴ大学経営大学院修士課程を成績優秀者(MBA with Honors,全米成績優秀者協会会員)として修了。その後ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニー極東アジア共同代表等を経て、2005年にベインに参画。同年、イギリスの金融専門誌EUROMONEYが、世界のトップ金融コンサルタントの一人として日本人で唯一選出。2006年1月、現職に就任。通算16年のコンサルティング経験を通じて、金融、商社、消費財、プライベートイクイティはじめ多数の業種でM&A、ターンアラウンド、戦略策定、実行支援に数多くの経験を有する。慶應義塾大学大学院、早稲田大学大学院非常勤講師

火浦俊彦[ヒウラトシヒコ]
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッドパートナー。1983年東京大学教養学部卒業。日本興業銀行を経て1986年にベインに参画。ハーバード大学経営大学院修士課程修了。プライベート・エクイティ、金融、自動車、住宅、不動産、建設、食品、ヘルスケア、流通、エレクトロニクス等の分野において、日・米・欧の企業に対するコンサルティング活動を行っている。ベインのグローバル及び日本におけるプライベート・エクイティ・プラクティスのメンバー。ファンド投資先の企業ターンアラウンド、価値向上のためのブループリントを数多く手掛ける。また、企業のM&Aに数多く関係し、企業の統合支援にも深く関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飯田健雄

39
2004年の刊行だが、現在でも十分通用するM&Aの本。やはり、M&Aは、買収する前のディユー・ディリジェンス(徹底的事前調査)と統合後のPMI=Post Management Integration(組織再編成)が決定的であることを十分理解できた。2018/01/31

Great Eagle

2
M&Aは事前のビジネスDDとPMIが重要であることをどこまで経営者が認識できているかが重要ですね。下に丸投げであったり、プロセスも何もあったものでない素人ではいけませんですね。2018/06/30

Kentaro

1
私なりの感じ方としては、簡潔に言えば、日本電産の永守さんではないが、合併したら統合効果のある案件をとにかく安く買い、早期にシナジー効果を発揮するためのマネジメントの改革とオペレーションの変更を実施することなのだろうなあとおぼろげながら感じた一冊でした。2017/04/27

かんがぇるー

1
機会があり、十年ぶりに再読。手元に保管しておいて良かった。 改めてM&A遂行にあたって留意すべき点がまとまっていると感じた。翻訳本なので事例は海外のものが中心、かつ2000年前半までの話題が多いが、本質的な課題は今も変わらず、と思う。特に事業会社のM&Aチームの方にはおすすめしたい一冊2017/10/15

メルセ・ひすい

1
9. 03  経営企画担当の上級幹部として読む。 年々増加の企業買収も7割が失敗に終わる。ブームに惑わされず、規律ある決断を下すには? 日米欧の1700社の調査と豊富なコンサルティング経験から生み出した、M&Aを成功に導く意思決定の極意を事例とともに紹介。2007/06/28

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