出版社内容情報
本書は1999(平成11)年4月に刊行されて以来、改訂第16版に及んでいる。その間、京都議定書の発効、低炭素社会への関心の高まり、公害関連不祥事の多発、廃棄物関連諸問題、生物多様性の減少、東日本大震災による原発事故…などがあり、関連する法律の改正、強化、制定が行われてきた。本書は最新の法令情報を提供するため、改訂版発行のたびに法的要求事項やその背景などを随時追加、修正してきた。しかも決して専門家向けではなく、環境問題の初心者や一般の読者にもわかりやすい解説にしていることが、ロングセラー化してきた所以であろう。この分野は世界的に関心が高く、変化も早いので、前回の第16版刊行(2021年4月)以降に改正、制定された最新の法令情報を追加して、競合書に勝る構成、内容とする。
目次
ISO14001と法律(ISO14001と法律との関係)
環境関連法の制定の仕組みと流れ(条約、法律、命令等の種類;日本の環境関連法;環境に関する法規制等の動向)
環境関連法の基礎知識(主要な環境関連法のやさしい解説)
資料編 事業活動における主な法的要求事項一覧
著者等紹介
鈴木敏央[スズキトシヒロ]
鈴木敏央ISO事務所代表。環境計量士、元主任環境審査員(CEAR)。ソニー熱田常務、ソニー本社環境モニタリングセンター長、社会環境部部長、環境監査担当部長、(株)日本環境認証機構取締役環境技術部長、(株)鈴木敏央ISO事務所代表取締役を経て、現職。環境管理規格審議委員会環境監査小委員会委員、環境教育の総合的推進に関する調査検討会委員(環境省)、環境省エコアクション21検討会委員など多数の公職を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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