企業価値評価―バリュエーションの理論と実践〈上〉 (第5版)

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  • サイズ A5判/ページ数 478p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478017968
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C3034

内容説明

繰り返すバブルの膨張と終焉―。しかし市場はファンダメンタルズを反映し、正しく企業を評価している。6年ぶりの改訂版。

目次

第1部 原理編(なぜ企業価値か?;価値創造の基本原則;期待との際限なき闘い;投下資産利益率(ROIC)
成長とは何か)
第2部 実践編(企業価値評価のフレームワーク;財務諸表の組み替え;業績および競争力の分析;将来の業績予測;継続価値の算定;資本コストの確定;企業価値から1株当たりの価値へ;企業価値の算定と結果の分析;マルチプル法による企業価値評価の検証)
第3部 創造編(企業価値はROICと成長率で決まる;市場は形式ではなく実体を評価する;市場心理と価格乖離;効率的市場における投資家と経営者)

著者等紹介

コラー,ティム[コラー,ティム][Koller,Tim]
マッキンゼー社のパートナー。ニューヨーク支社を中心に、25年間にわたり、企業戦略、M&A、企業価値創造型経営について、世界中のクライアントに対してアドバイスを行ってきた。コーポレート・パフォーマンス・センターのリーダーであり、コーポレート・ファイナンス研究グループのリーダーのひとりである。また、企業価値評価と資本市場に関する調査研究活動を率いている。シカゴ大学ビジネススクール修士課程修了(MBA)

フーカート,マーク[フーカート,マーク][Goedhart,Marc]
マッキンゼー社のシニア・エキスパート。15年超にわたり、事業ポートフォリオの再構築、資本市場、M&Aなどについて、欧州全土のクライアントにアドバイスを行ってきた。欧州のコーポレート・パフォーマンス・センターのリーダーも務める。ロッテルダム・エラスムス大学にてファイナンスの博士号取得。同大准教授としてファイナンスの教鞭も執っている

ウェッセルズ,デイビッド[ウェッセルズ,デイビッド][Wessels,David]
マッキンゼー社を経て、ペンシルバニア大学ウォートンスクール(経営学大学院)准教授(ファイナンス)。ビジネスウィーク誌にて米国トップ・ビジネススクール教官のひとりに選ばれたこともある。同大学院エグゼクティブ教育グループのディレクターで、フォーチュン500の複数企業で講師としても活躍。カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて博士号取得

本田桂子[ホンダケイコ]
お茶の水女子大学卒業。ペンシルベニア大学ウォートンスクール(経営学大学院)修士課程修了(MBA)。ベイン・アンド・カンパニー、リーマン・ブラザーズを経てマッキンゼー入社。現在ディレクター(シニアパートナー)。2002年度は一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コースの客員助教授を、2002‐04年度は中央大学アカウンティングスクール(会計大学院)の非常勤講師をつとめた。金融機関、プライベート・エクイティ等へのコンサルティングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

28
著者は、初版発行時にはマッキンゼーにいた人たちです。「世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊」にも掲載されていたもの。 夏休みに入る直前にたまたま図書館で見かけたので借りてみたものです。上巻だけで450ページはあるので、上下巻併せると1000ページ近いです。 下巻は見かけたら借りてみる予定。 専門家でない自分にとってはかなり難解な本でしたが、少なくとも第一部の「原理編」と第二部実践編のうち第6章の「企業価値評価のフレームワーク」は、読んでおいた方がよいと感じました。2022/08/23

手押し戦車

9
企業価値を最大化するには、何が成長率を高め結果として価値を創造しているか理解して売上高が増える事で生み出される価値こそ重要になる。競合の対抗により価値が変わる。革新的な商品で新規顧客開拓や既存客の流れが変わり競合に一時的優位性を保て価値が上がる。市場シェアの獲得による売上の増加は競合からシェアを奪う事で成立するので成熟業界は激しく対抗されインパクトが欠け価値増加になりにくい。変更の必要がない製品を生産し続ける事は収益を安定させることが出来る。変革や競争に巻き込まれやすい体質は価値を上げることは困難2014/12/05

nekozuki

8
積読している間に新版が出てしまったが、ついに読了。 ValuationにおけるDCFとAPVの基礎から細かい調整項目まで網羅。また、割引率参照のためのWACC計算も同様。 基本的にROIC至上主義で、財務諸表からROICを算出する方法についても言及があるが、結構手間がかかるので実務上ここまでしているかは疑問。 WACCにおける非典型調達(メザニンやハイブリット)の取り扱いは参考になった。 APVについては再読したい。2021/01/09

baboocon

7
超速読で読了。要再読。2017/01/22

さーふアザラシ

3
DCF法を使った企業価値評価法はエンタープライズDCF法など5通りある。実際の企業を比較して5年分位のBSを載せている。沢山の数式、ほぼ金融工学の計算ある。表になって見やすく分かりやすくが難易度は高い。机上の数式による企業評価。2w★5 2022/08/01

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