高等教育シリーズ<br> 大学の国際化とODA参加

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高等教育シリーズ
大学の国際化とODA参加

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784472405600
  • NDC分類 377.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

日本の政府開発援助(ODA)に関与し、国際化を図る大学が増えている。三大学の事例からそれらを実証し、今後の連携のあり方を提…日本の政府開発援助(ODA)により、設立や拡充が図られた途上国の大学は、世界で100校を超える。一方で、積極的に途上国支援に関与し、国際化を図る日本の大学が増えている。そうした日本の大学のうち、三大学の文献や統計から、ODA参加が大学の国際化にもたらした影響を実証。今後の国際協力や連携のあり方を提言する。

第1章 大学のODA参加の政策と現状

第2章 大学のODA参加についての研究課題と調査手法

第3章 ODA参加のイニシアティブ──日本の大学教員はどのようにしてODAプロジェクトに参加してきたか

第4章 ODA参加のインパクト──日本の大学と教員はODAプロジェクトへの参加から何を得たのか

第5章 大学のODA参加モデルと今後の政策への示唆



資料1 事例対象大学に関する主な収集文献リスト

資料1 インタビュー対象者リスト

資料1 インタビュー対象者への依頼状

資料1 事例対象大学の国際化と国際的な活動に関する年表

萱島 信子[カヤシマ ノブコ]
著・文・その他

内容説明

日本の大学と教員はODAプロジェクトにどのようにかかわり、何を得たのか。1990年代から現在までのJICAの工学系高等教育協力プロジェクトに関し、文献調査と半構造化インタビューで得たデータから分析。JICA職員としての実務経験をもとに、東京工業大学、豊橋技術科学大学、東海大学の大学執行部・教員へのインタビューや資料により事業参加の姿を立体化する。日本の国際協力と高等教育の役割。成長する国との学術交流がもたらす日本の大学のグローバル化への示唆。

目次

第1章 大学のODA参加の政策と現状(大学教員のODA参加の概観;大学のODA参加に関する政策・方針;大学のODA参加の現状;大学の国際化と国際協力)
第2章 大学のODA参加についての研究課題と調査手法(研究課題と分析枠組み;調査の手法;事例の選定と特徴;データの収集;データの分析)
第3章 ODA参加のイニシアティブ―日本の大学教員はどのようにしてODAプロジェクトに参加してきたか(東京工業大学;豊橋技術科学大学;東海大学;事例の比較と考察)
第4章 ODA参加のインパクト―日本の大学と教員はODAプロジェクトへの参加から何を得たのか(大学教員へのインパクト;大学全体へのインパクト;事例の比較と考察)
第5章 大学のODA参加モデルと今後の政策への示唆(大学のODA参加の2つのモデル;国際協力と大学の一層の連携に向けて)

著者等紹介

萱島信子[カヤシマノブコ]
独立行政法人国際協力機構(JICA)に勤務し、バングラデシュ事務所長、人間開発部長、JICA研究所副所長/所長などを経て、現在、上級審議役兼研究所主席研究員を務める。JICAでは主に教育分野のODA事業に携わり、その経験をもとに2017年に「日本の大学のODA参加におけるイニシアティブとインパクトに関する研究」で名古屋大学から博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Akihiro Nishio

21
2020年の1冊目は、この本。以前から大学でJICA事業をやっているところが気になってたが、本書はそれを分析したもの。教員中心型の事業、大学主体型の事業参加を比較し、教員への研究、留学生、大学の国際化にどう影響を与えたかを分析する。印象に残ったのは、大きなイノベーションが興りずらい成熟分野の研究者が、途上国に関心を持ちやすいということ。それはその通りかもしれない。となると、理系学部が中心の地方国立大学なんかは、ODA事業に参加するメリットはかなりあるんじゃないか。学長に読んでもらいたい本。2020/01/06

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