内容説明
教師教育者研究が本格的に始まって以来、ほぼ全ての先行研究を網羅して分析する。
目次
第1章 序論―なぜ本書なのか
第2章 概念的枠組み
第3章 研究方法
第4章 研究結果―教師教育者という専門職の特性
第5章 結論と考察―研究と実践への提案
第6章 オランダの場合―教師教育者という専門職の質の向上
付録 選出された先行研究とその概要
著者等紹介
ルーネンベルク,ミーケ[ルーネンベルク,ミーケ] [Lunenberg,Mieke]
アムステルダム自由大学准教授。専門は教師教育者の専門性開発。教師教育者の専門性開発に関する複数の研究プロジェクトの代表研究者を務める。教師教育者としての自らの実践を研究しようとする同僚をサポートしたり、教師教育者のための講座を開いたり、ベルギー、ノルウェー、オーストラリア、南アフリカやアメリカをはじめ、世界各国でワークショップや講演を行っている。教師教育者の専門性開発について、多数の出版物を執筆している
デンヘリンク,ユリエン[デンヘリンク,ユリエン] [Dengerink,Jurri¨en]
アムステルダム自由大学の教員であり、研究大学における教師教育に関するオランダの国立委員会の事務局を務める。主な研究分野は教師教育者の専門性開発。オランダの教師教育者のスタンダードの作成や、(自己)評価制度と登録制度の導入、およびオンラインの教師教育者のための知識基盤の構築などを手がけてきた。近年では、教師教育者の専門性開発と研究を支援する教師教育者アカデミーのコーディネーターとしても活躍している
コルトハーヘン,フレット・A.J.[コルトハーヘン,フレットA.J.] [Korthagen,Fred A.J.]
オランダのユトレヒト大学名誉教授。専門は教師と教師教育者の専門性開発と、教師教育学。理論と実践の統合や(コア)リフレクションに関する論文や書籍を多数発表している。世界中の各種の機関で講師やコンサルタントを務めるほか、研究業績は全米教師教育者協会(ATE)やアメリカ教育学会(AERA)をはじめとする多くの国際学会にて受賞している
武田信子[タケダノブコ]
武蔵大学人文学部教授。玉川大学大学院非常勤講師。臨床心理士。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程満期退学
山辺恵理子[ヤマベエリコ]
都留文科大学文学部講師。東京大学教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は教育の倫理、教師教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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