出版社内容情報
体験を通して考える力や知識を獲得させる教育が必要である。セカンドスクールの教育課程プログラムや自然体験の実践例を紹介。
内容説明
大人になっても忘れることのない考える力や知識を、体験を通して確実に子どもたちに獲得させる方法と理論を解説する。セカンドスクールでの教育課程実施例や、自然体験や社会体験・文化体験に取り組んだ事例、教員養成とリンクした例など、確かな学力が身につく創意工夫をこらした体験学習の進め方の実際を詳しく紹介する。
目次
第1部 学力と体験を考える(学力の形成と原体験;学力の構造と体験活動;剥離しない学力と体験力;自然体験と人間性;青少年の発育に必要な体験と学校教育の学び;体験知とセカンドスクール)
第2部 体験学習から育つ力(tamagawa adventure program(tap)の実践―玉川学園での活動から
森のふれあい学習―国立乗鞍青年の家の実践から
自立をめざした「森の学校」―国立信州高遠少年自然の家での生活体験学習
自立心を養い、食の大切さを学ぶ通学合宿―東伊那小学校での食育教育
総合的な学習を中心とした長期宿泊体験学習―国立信州高遠少年自然の家生活学校
大学生とふれあうセカンドスクール―国立沖縄青少年交流の家での異年齢の生活体験
信州大学の地域貢献活動―学生の体験力を高める「信大YOU遊世間(ワールド)」
学生が創る総合的な学習のプログラム
大学における生活科教材・活動の開発)
著者等紹介
茅野敏英[チノトシヒデ]
国立那須甲子青少年自然の家所長。1946年生まれ。東京学芸大学教育学部生物科専修卒業。東京学芸大学教育学部附属大泉小学校教諭、同副校長、国立乗鞍青年の家事業課長、国立信州高遠少年自然の家事業課長、国立沖縄青少年交流の家所長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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