- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
出版社内容情報
環境民俗学を切り拓いた学者の旅の記録とあゆみ。自然環境が生業、衣食住、年中行事へと「民俗連鎖」してゆく旅へと読者を誘う。環境民俗学を切り拓き、平成27年度に民俗学・地方文化振興の文化功労者として顕彰された野本寛一。本人曰く「民俗学を鈍重につづける地味な学徒」が、子ども時代から高校教師時代、学問との向き合い方、印象深い旅の数々を語る。自然環境が生業、衣食住、年中行事へと「民俗連鎖」し、つぎつぎとテーマの広がる旅へと読者を誘う。
はじめに 民俗学者 野本寛一
第1章 最初の旅
第2章 五人のおばあちゃん
第3章 子どものころ
第4章 高校教員・野本寛一
第5章 フィールドワークは民俗学の原点
第6章 展開するフィールド
第7章 時間はとめられない
おわりに
付録 フィールドのおみやげ「書斎ミュージアム」
著作紹介
筒江 薫[ツツエ カオリ]
編集
内容説明
峠をめぐった最初の旅。5人のおばあちゃんからまなんだあらゆること。高校教員時代は仕事の合間をぬって歩きにいき、家庭訪問もフィールドワークの足がかりとなった。たいせつなのは「日本人のよりどころ」。環境民俗学を拓いた野本寛一が、グローバル化のすすむいまこそ民俗学を語る。
目次
第1章 最初の旅
第2章 五人のおばあちゃん
第3章 子どものころ
第4章 高校教員・野本寛一
第5章 フィールドワークは民俗学の原点
第6章 展開するフィールド
第7章 時間はとめられない
著者等紹介
筒江薫[ツツエカオリ]
近畿大学文芸学部文化学科・同大学院文芸学研究科で野本寛一より民俗をまなぶ。大学院修了後も三重県伊賀市、愛知県豊川市ほかで師のもと地方史の民俗編の調査・執筆をおこない、おおくの教えをうける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。