メディアと生涯学習

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784472302015
  • NDC分類 379
  • Cコード C0037

内容説明

高度情報化社会と呼ばれる現代、インターネットや携帯電話などの新しい電子メディアが次々と登場し、大量の情報が日々私たちの生活に入り込んできます。現代では、本、新聞、雑誌、テレビやインターネットなど多様なメディアからのメッセージをそのままに受け取ると大きな過ちを犯す危険があります。そこで、こうしたメディアからのメッセージを批判的にとらえ、活用する情報能力として、メディア・リテラシーという考え方が生まれてきました。本書では、生涯学習という視点から、この学習能力がなぜ必要とされるか、それをどのように学び、活用するか、そしてそのためのメディア教育のシステムがどうあるべきかを考えます。

目次

1 メディア環境を考える(メディア環境の進化と教育;生涯にわたるメディア・リテラシー;グローバルな視点からのメディア教育 ほか)
2 メディアを活用する(生涯学習の理念とメディア活用;コミュニケーション・スタイルとメディアの発達;新聞の活用 ほか)
3 日本のメディア教育(学校教育とメディア教育;大学―技術革新とメディア教育;専門学校―メディア教育とメディア活用教育 ほか)
4 世界のメディア教育(世界の放送大学;EUの生涯学習政策とメディア教育;フランスにおける小学校高学年のメディア・リテラシー教育 ほか)

著者等紹介

笹井宏益[ササイヒロミ]
国立教育研究所生涯学習研究部社会教育研究室室長。1956年千葉生まれ。北海道大学法学部卒業。文部省地域学習活動推進室長、北海道大学高等教育機能開発総合センター助教授を経て現職
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