内容説明
昔話から近代・現代にいたる児童文学のファンタジーの意味づけをしながら大人と子どもの本、子どもと子どもの本との関わりを新しく問い直す労作。
目次
はじめに 子どもの読みと大人の読み
1章 昔話
2章 文字化された物語―ペローからアンデルセンまで
3章 物語の中の動物たち
4章 ルイス・キャロル
5章 ビアトリクス・ポター
6章 ケネス・グレーアム
7章 キプリングの少年たち
8章 L・フランク・ボームと「オズ」シリーズ
9章 二匹の豚―「フレディ」シリーズと『シャーロットのおくりもの』