出版社内容情報
ちょっと変わった図書館だけど、子どもはみんな読書に夢中! 韓国の図書館の世界を、おはなしハルモニといっしょに見てみよう。韓国にはちょっと変わった図書館がたくさんある。船のかたちの建物だったり、いろいろなことばの本がおいてあったり……子どもたちは自由に本を取り出して思い思いに読書に夢中。子どもたちに読み聞かせをしているハルモニと図書館さんぽにでかけよう! 写真でアジアのくらしと文化を知るシリーズ。挿画は藤原ヒロコ。
ソン・ヨンスク[ソン ヨンスク]
著・文・その他
みせ けい[ミセ ケイ]
著・文・その他
内容説明
韓国のハルモニといっしょに8つの図書館をたずねよう。「読書」から知るアジアのくらし。
著者等紹介
ソンヨンスク[ソンヨンスク]
1947年生まれ。ソウル在住。梨花女子大学校平生教育院、大邱大学校文献情報学科などで教える。元IFLA(国際図書館連盟)児童サービス分科会常任委員。元スボン図書館館長。現KBBY(韓国国際児童図書評議会)運営委員。1996年からソウル読書教育研究会を主宰、読書運動・図書館運動を続ける
みせけい[ミセケイ]
山形県生まれ。司書として公立図書館に長年勤務。むすびめの会(図書館と多様な文化・言語的背景をもつ人々をむすぶ会)事務局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
26
以前大島真理さんの著書『司書は~』シリーズを読んで、韓国の公共図書館はアジアでも先進的なイメージがあり、この本を手に取りました。児童サービスを主なテーマとして韓国の8つの図書館を巡る。ソウル図書館の「考える床」、そのネーミングもまた素敵。天井にまで届く壁一面の本棚!司書さんはどうやって取るのだろう!?どの図書館にもそれぞれの魅力があって憧れますが、私は木の温もり感じるヌティナム図書館に行ってみたいなぁ。小さなアジトのような仕掛けもいっぱい!大阪中之島にも『こども本の森』がオープンするので期待が膨らみます。2020/01/18
ヒラP@ehon.gohon
11
韓国の図書館見学。 児童図書館の取り組みが勉強になりました。2018/07/19
軍縮地球市民shinshin
7
韓国の児童図書館の紹介絵本。子供向けだが写真が豊富なので大人でも十分楽しめる。韓国は21世紀になってから図書館振興に力を入れているらしい。壁面書架や館内に滑り台設置など、最近の図書館は建築的にも工夫が凝らされているなと思った。この動きは日本だけではなく世界的なムーブメントなのだろう。外国の図書館は見る機会がないので面白い。2018/07/20
ris3901
4
図書館の新刊コーナーより。ハルモニとは韓国語でおばあさんのこと。元、図書館長だった方による著書でした。紹介されている8図書館すべて、建物にも内装にも展示にも工夫がこらされています。広い階段の半面にカーペットが敷いてあって座って読んで良い「考える床」が素敵でした。 更にふみこんで分類やカウンターの様子なども知りたくなりました。2018/10/23
りつか
3
韓国の子ども図書館紹介。「奇跡の図書館」というプロジェクトで、各地に建てられたそう。教育に国がしっかりお金をかけているんだなぁ、というのと、どの図書館も工夫が凝らされていたので、こんな面白いところなら多少本が苦手な子どもたちも通いやすいだろうな、と思った。2023/01/09