キーノートシリーズ
微生物学キーノート

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 350p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784431709121
  • NDC分類 465
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》  大学1~2年の学生を対象とした微生物学の入門書。多様な微生物学の基本的な知識が初心者にも容易に理解できる。コンパクトな教科書ではあるが微生物学の全領域が偏りなく網羅され,細菌,菌類,藻類,原生動物などの真核微生物,また,ウイルスまでを取り上げている。この冊で微生物学の基本的な事項を理解できる,微生物学入門教科書の決定版.    

《目次》
A 微生物の世界
B 微生物代謝
    従属栄養経路
    電子伝達と酸化的リン酸化
    独立栄養代謝
    生合成経路
C 情報の貯蔵と移動
    DNAの構造と構成
    DNA複製
    細胞中のRNA分子
    転写
    遺伝子発現の調節
    タンパク質の構造
    翻訳
D 細菌の構造と機能
    分類学
    細胞構造
    細胞外筒
    細胞壁の合成
    膜を通した輸送
    細菌の運動と走化性
    実験室での成長
    細菌の成長と細胞周期
    細菌の研究のために用いられる技法
E 細菌の遺伝学
    突然変異
    突然変異導入
    組換えと転位
    DNA修復機構
    プラスミド
    Fプラスミドと接合
    バクテリオファージ
    バクテリオファージの複製
    形質導入
    形質転換
F 細菌とその環境
    環境中の細菌
    工業における細菌
    細菌感染症概説
    ヒト宿主の生体防御機構
    ヒト宿主における細菌の侵入および定着
    細菌毒素とヒトの病気
    細菌感染の予防および消毒
G 真核原生生物性微生物-概説
    分類学
    真核細胞の構造
    細胞分裂と倍数性
H 菌類と関連の門
    菌類細胞の構造と成長
    菌類の栄養
    菌類の生殖
    菌類の胞子射出と散布
    関連門:水生菌類と粘菌類
    環境中における菌類の有益な影響
    環境中における菌類の有害な影響
I 藻類
    藻類細胞の構造と成長
    藻類の栄養と代謝
    藻類の生殖
    藻類の有益な影響
    藻類の有害な影響
J 原生動物
    原生動物の分類学
    原生動物の細胞構造
    原生動物の生理学
    異常な代謝経路
    生殖
    原生動物の有益な影響:共生関係
    原生動物の有害作用:寄生関係
K ウイルス
    ウイルスの構造
    ウイルスの分類学
    ウイルスタンパク質
    ウイルス核酸
    細胞培養とウイルス増殖
    ウイルス量の測定
    ウイルスの増殖
    ウイルス感染
    ウイルスと免疫系
    ウイルスワクチン
    抗ウイルス化学療法
    植物ウイルス

内容説明

本書は大学1~2年の学生を対象とした微生物学の入門書であり、多様な微生物学の基本的な知識が初心者にも容易に理解できるように構成されている。微生物学のすべての領域を含む11の章・72の項目に分けて書かれていて、各項目の冒頭にはその要点が“ポイント”として箇条書きの形でまとめられている。

目次

微生物の世界
微生物代謝
情報の貯蔵と移動
細菌の構造と機能
細菌の遺伝学
細菌とその環境
真核原生生物性微生物―概説
菌類と関連の門
藻類
原生動物
ウイルス

著者等紹介

高木正道[タカギマサミチ]
1967年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了、農学博士。1990年東京大学農学部教授。1997年東京大学大学院農学生命科学研究科教授。1999年東京大学停年退官。専門は微生物遺伝学

杉山純多[スギヤマジュンタ]
1969年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。1989年東京大学応用微生物研究所教授。1993年東京大学分子細胞生物学研究所教授。1999年東京大学名誉教授。専門は微生物系統分類学、菌学

小野寺節[オノデラタカシ]
1974年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了、農学博士。1986年農林水産省家畜衛生試験場免疫研究室長。1991年東京大学農学部教授。1994年東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専門は免疫学、ウイルス学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品