内容説明
糸魚川市の火災が大規模火災に発展した経過、そして復興経過をまとめた本。この本の中に、全国に存在する木造密集市街地が大規模火災にならないための火災対策と復興計画のヒントがある。消防関係者や防災まちづくり関係者、必携の書!
目次
第1章 火災編:糸魚川市大規模火災の概要と教訓(糸魚川市大規模火災のショック(酒田市大火以来の大規模火災)
被災地域の概要
糸魚川市の過去の大火
火災初期の概要と火元街区での延焼
飛び火による全域への延焼拡大 ほか)
第2章 復興編:糸魚川市大規模火災からの復興(糸魚川市大規模火災発災後の状況―木造住宅密集地域への警鐘再び!;大規模火災から3か月―駅北復興まちづくり中間報告;大規模火災から6か月―6つの重点プロジェクト;駅北復興まちづくり計画について―計画の要点;駅北大火1年事業―駅北復興まちづくりシンポジウム2017 ほか)
著者等紹介
関澤愛[セキザワアイ]
大阪府生まれ。1974年京都大学大学院修士課程を修了後、消防庁消防研究所に入所。その後、東京大学特任教授を経て2010年より東京理科大学教授。工学博士。NPO法人日本防火技術者協会理事。元日本火災学会会長。住宅防火、地震火災対策、文化財建造物の防火安全など幅広いテーマに取り組んでいる。消防庁や内閣府など国や自治体の様々な委員会の役職や委員を勤めている
三舩康道[ミフネヤスミチ]
岩手県生まれ。東京大学大学院博士課程修了工学博士。技術士(総合技術監理部門・建築部門)、一級建築士。ジェネスプランニング(株)代表取締役。みなとみらい21地区防災計画の作成、スマトラ島沖地震インド洋津波バンダ・アチェ市復興特別防災アドバイザー、その他各地の防災関連の業務を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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